かわいいレジン型を見つけたので、LEDをコーティング。ソニーMESHのGPIOブロックを使ってLチカしてみました。
用意するもの
- ソニーMESH GPIOブロック(タグ)、ボタンブロック(タグ)
- ハードタイプのレジン液
- レジン用のシリコン型
- LED(好きな色)
- ラジオペンチ(先が細いものが使いやすい)
- MESHアプリの入ったスマートフォン
手順
- レジンLEDを作る
- GPIOブロック(タグ)でLチカする
- レシピを考えよう
1. レジンLEDを作る
こちらはDAISOのシリコン型です。同じく100円ショップなら、キャン★ドゥにもかわいいものがありました。LEDで光らせることを想像しながら、お好みのものを探してみると楽しいです。
次にラジオペンチでLEDの脚を曲げて、シリコン型に安定させます。
そこにゆっくりレジン液を流し込みます。LEDの下にもきちんと注ぎましょう。またレジン液を流し込むとき、気泡が入らないように注意してください。
型の隅々まできれいに流し込めたら、太陽光の下へ。東京都内なら4〜5分ほどで固まります。
しっかり固まったらレジンLEDの完成です。ボタン電池で試しに光らせてみましょう。
2. GPIOブロック(タグ)でLチカする
レジンLEDができたら、次はいよいよGPIOブロックと組み合わせます。GPIOブロックでのLチカはMESHレシピ集の「LEDを光らせよう!」を参考にします。
GPIOブロックのピンにレジンLEDの脚を正しくセットできたら、MESHアプリでレシピを作成します。ボタンブロックを押してLEDを点灯させてみます。
今回作ったのは、ボタンブロックを押すと「ハイ、チーズ!」とスピーカーから音声が流れ、カメラ型のレジンLEDが点灯、スマホのカメラがシャッターを切る、というものです。
実際に作るときに気をつけること
このように、レジンを使うといつもと違ったLEDが楽しめるのでおすすめです。ただし、いくつか注意点があるのでまとめます。
レジン液の取り扱い
今回のやり方ですと直接触ることは少ないですが、結構ベタつくのでビニール手袋などを着用したほうがいいです。またしっかりと固めないと、ずっとベタベタします。固まり具合が心配なときは、市販のUVライトを使う方法もあります。
また気泡が入ると出来栄えが悪くなります。私の場合、レジン液を急いで流しもうとチューブを押してしまい、小さな気泡がたくさん入ってしまいました。その後太陽光に当てると、熱せられるからか大きな気泡ができてしまいました。液を無理に流し込まないなどの忍耐が必要です。
LEDの向き
好みや作りたいもの次第ですが、LEDの頂点がレジン側を照らすように配置したほうがきれいです。今回2種類のレジンLEDを作りました。カメラの方はLEDが上を向いているため、レジン本体に光が拡散しません。一方、タワーの方ではLEDを下向きにしているため、レジン内部まで光っています。
まとめ
いつかはレジンを使いたいと思いつつなかなか挑戦できずにいたのですが、いざやってみると簡単でした。シンプルなLEDに比べて個性も出せたので満足です。
レジンは太陽光でも固まるので、子ども向けのワークショップで使ってみようと思います。