DHH流のルーティングに挑戦（初心者向け）

　DHH流のルーティングに変更する

師匠にDHH流のルーティングを勧められたので、挑戦したら苦労したのでメモとして残します。

やりたいこと

Taskモデルの中に評価（evaluation）を書き込みたい。
今までのやり方は Tasksコントローラーの中に evalutaionアクションを追加する方法でしたが、「コントローラーのアクションはCRUDの限るべし」という DHH流のルーティングに変更してみました。

今までのやり方（アクションを増やしていく）

このやり方は間違いではないですが、アクションが増えて見通しが悪くなるので好ましくない。DHHが勧める方法に書き換えてみましょう。

app/controllers/tasks_controller.rb

class TasksController < ApplicationController
  def new
  end

  def create
  end

  def update
  end

  def evaluation
  end
end

DHH流のルーティング

config/routes.rb

resources :tasks do
  resource :evaluations, only: [:edit], module: 'tasks'
end

module: 'tasks' を記載することで、以下の RESTful なルーティングを得ることができます。

edit_task_evaluations GET    /tasks/:task_id/evaluations/edit(.:format)                                               tasks/evaluations#edit

app/controllers/tasks/evaluations_controller.rb

コントローラーは tasksディレクトリの中に作成します（ここで詰まっていた）。クラス名に Tasks:: が追加されている点にも注意。

class Tasks::EvaluationsController < ApplicationController
  def edit
    @task_id = params[:task_id]
    @task = Task.find(@task_id)
  end

  def update

  end
end

app/views/tasks/edit.html.erb

同じくビューも tasksディレクトリに入れてやります。（BootStrapを入れている）

<div class="row">
  <div class="col-md-6 offset-md-3">
    <h1>評価</h1>
    <%= "タスク番号#{@task_id}" %>
  </div>
</div>

以上でDHH流のルーティングは完成です。

呼び出し側

評価画面へのリンクはこのようになります。

@task = Task.find(params[:id])
redirect_to edit_task_evaluations_path(@task)

課題

苦労しましたが、DHH流のルーティングで見通しの良いプログラムを書くことができました。これからはなるべくこちらの書き方で統一していこうと思います。

課題としては、簡単なアクションも全て DHH流にするべきかの判定です。
例えば Taskモデルの canceled-> true にするだけのアクションまで別に分ける必要があるのでしょうか？

  def cancel
    @task = Task.find(params[:task_id])
    @task.update_attributes(canceled: true)
    redirect_to root_path, flash: { success: "タスクがキャンセルされました。" }
  end

間違っているところがあればコメントください。よろしくお願いいたします。

参考

ありがとうございます。
DHH流ルーティングの導入しようとした際にハマったこと
DHH流のルーティングで得られるメリットと、取り入れる上でのポイント