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いかにして10ヶ月で90記事書いたのか〜子育てと自己研鑽の両立〜

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はじめに

今年の2月頭から今日までの約10ヶ月で、Qiitaの記事を80記事(当記事含む)、Wantedlyで8記事、合わせて90近い記事を書いてきました。
※Wantedlyの記事は所属会社の名義で書いており、course_kのアカウントには紐づけていません。

中には内容的に未熟なものもありますが、大体平均して3、4日で1本の記事を書いてきた計算になります。

どのようにして継続的に記事を書いてきたのか、私なりの方法を紹介します。
(過去に書いたこちらの記事と重複する部分もありますが、よりブラッシュアップした形で記載します。)

なお、本記事は、TechCommit AdventCalendar2024 の14日目の記事となります。

子育てと自己研鑽の両立のために

可処分時間を計算する

うまく貯金をするためには、余ったお金を貯金に回すのではなく、あらかじめ貯金用にお金を確保することだといいます。

自己研鑽のための時間も同じです。
余った時間でやるのではなく、あらかじめ何時間分あてられるのかを決めておきます。

そのためには可処分時間を計算する必要があります。
可処分時間とは生活に欠かせない諸々の時間を差し引いた、自分で自由に使える時間のことをいいます。

私の場合、平日の生活に必要な時間は以下のとおりです。

  • 朝6時〜8時15分くらい
    朝ご飯の準備やお弁当づくり、それらの片付け、洗濯、子どもを保育園へ送る

  • 9時〜18時
    仕事(基本残業はなし、フルリモートのため通勤もなし)

  • 18時〜21時
    晩御飯の準備、それらの片付け、子どものお風呂

  • 22時〜
    就寝

そうなると、可処分時間は始業の9時までの時間、22時の就寝までの時間くらいになります。
大体1時間半くらいですね。

それに加えて、朝4時〜5時のあいだで起きることができれば大体1時間〜1時間半くらいの時間が確保できます。
22時くらいには就寝しており、睡眠時間としては6時間は確保できるのでそこまで辛くはありません。

そうなると、大体2〜3時間くらいが最終的な可処分時間になります。

これを、あとはやりたいことに振り分けるだけです。

なお、休日はどうしているかというと、休日は仕事がないだけで家のやることは盛り沢山なので、結局平日と変わらないくらいの可処分時間となっています。

絶対に止めない

続けるためのコツは、続けることです。
トートロジーのようですが、これが真理だと思います。

一度中断してしまったものを再び始めるには、新しく始めるよりも多くのエネルギーが必要です。

ポイントはコンスタントに細く長く続けることです。
特に子育てしながらの場合は、可処分時間を見積もってもその通りにいかないことも多いので、続けやすいものにすることが重要です。

私の場合は何が何でも週1回はQiitaの記事を上げることを最低限のラインにしてました。
どんなにしんどくても、これだけは絶対に死守してきたので、現時点で46週連続での更新を維持しています。

続けるサイクルができると、そこまで大きな労力を費やさずとも、習慣になっているので継続しやすいです。

先に上げた可処分時間が大体2時間ありましたが、別に「毎日2時間自己研鑽する」という目標にする必要はないわけです。

私は記事執筆以外にもUdemyなどでインプットしたりもしてますが、毎日ずっとやれているわけではありません。日に20分すらできないときもあります。

それでも、週1のQiitaの更新は続けてきました。
最低限ラインが守れれば、それに付随した細々としたものも少しずつ続けることができます。

他人にアピールする

一人で黙々とやるより、他人に自分がやっていることを表明するほうが、強制力が働くので続けやすくなります。
言ってしまった手前、やらざるを得ないといった感じです。

私の場合は、会社のSlackに個人チャンネルを作成し、そこで日々のやったことをほそぼそと投稿しています。14名の方が参加してくれています。社員数が70名くらいなので5人に1人は参加している感じです。

うまくできても、できなくてもとりあえずこんなことしました(もしくはできませんでした)ということを投稿し続けています。
それ自体が自己研鑽を続けるための布石になりますし、自分自身で振り返るきっかけにもなります。

どうしても自分の中だけにとどめておくとできなくなってきたときに「まあ、いっか」となりがちですが、周りを巻き込むことで「見られている」という意識が生まれるので、「やろうかな」という気持ちになります。

あと単純に、たまに反応をもらえたり応援してもらえたりすることがあるので、それ自体が続けるモチベーションになります。
反応そのものをモチベーションにすると、反応がないと辛くなって逆効果なのですが、ボーナス的な気持ちでいると気分がアガるので、続けるためのアクセントになります。

まとめ

子育ての事情は各家庭によって異なるので、あえて細かい部分にはフォーカスをあてませんでした。

この記事では

  • 使う時間を決めること(可処分時間)
  • 続けやすい仕組みをつくること(止めないこと、アピール)
    について私個人の経験をまとめています。

子育て自体は一大プロジェクトで、途方もない労力がかかります。
全く予測ができないですし、計画通りにいきません。

そのため、自分のための時間を作ることが難しいです。
そもそも自分のために時間を使っていいのか?という気持ちになります。
私も日々葛藤しています。

当記事に、自己研鑽すること自体を礼賛したり、できていないことを揶揄したりする意図はありません。
エンジニアなら自己研鑽して当然、とかできないのは自己管理の問題だ、とかそういうのはないです。
やってもやらなくてもいいことだと思っているので、やってるひとがマウントを取る理由にはならないですし、やってないひとを貶める理由にもなりません。

やりたい、かつできるひとはやればいいものだと思っています。
そんなひとにとって、少しでもお役に立つものになっていればいいなと思います。

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