FileMaker API for Ruby (Rfm)
これまで FileMaker API for PHP と FX.php を紹介してきましたが、これらはその名のとおり PHP での実装です。Rails や Sinatra で利用するためにはぜひとも Ruby で書ける FileMaker の API がほしいところです。
そこで登場するのが以下の Rfm(FileMaker API for Ruby)です。
なお、この Rfm は Web 公開機能のうち XML を用いた機能になります。
サイトの情報は古い
ただし、上記のサイトの情報は古く、2007年のものになります。サンプルアプリケーションはリンク切れです。ただ、ドキュメントは見られる状態です。また、FAMLog の松尾篤さんにより、日本語訳されたミラーページも存在します。
Larry Sprock さんによる lardawge-rfm
そこで、Larry Sprock さんが GitHub に lardawge-rfm としてオリジナルの Rfm に代替するコードを公開しました。
日本語の記事は以下に見つけられます。
現在では Fork された ginjo-rfm を利用する
ところがこの lardawge-rfm の README にあるように、現時点ではメンテは終了しており FileMaker 14 以降での動作が確認されていません。そのことを考慮して現在では ginjo-rfm を利用することになります。
最新リリース日は 2015/09/17 の v3.0.11 になります。
- ginjo/rfm: FileMaker to Ruby adapter.
- ginjo-rfm | RubyGems.org | your community gem host
- Ginjo-Rfm 2.0のActiveModel互換機能を確認するには - CWPStudy
ginjo-rfm のインストール
gem で一発です。
# gem install ginjo-rfm
あとは require してあげるだけです。
require 'rfm'
ginjo-rfm の使い方
使い方については README が充実しているのでそんなに困ることはないでしょうが、明日の記事で簡単に説明したいと思います。