TL;DR
さぁ、年末に書いたブログの、アンサーソングを書こう。
$ whoami
{
"Name":"Kosuke Enomoto",
"Bio":"https://linktr.ee/coosuke",
"Job":"PO of Global CCoE",
"SNS":[
{
"LinkedIn":"https://www.linkedin.com/in/kosuke-enomoto/",
"X (formerly Twitter)":"@coosuke",
"mixi2":"@coosuke",
"Instagram":"@coskenomoto"
}
],
"Communities":[
"Organizer, JAWS-UG Chiba Chapter",
"AWS Community Builder"
],
"My Family":[
"Wife","Black cat(4yo)","Kid(3yo)"
],
"Hobbies":[
"Sauna","Cooking","Photography"
]
}
各SNSへのリンクは、以下に集約しております。ぜひソーシャルで繋がりましょう。
惜しくも夢が叶わなかった君へ
一番に言いたいこと。
それは君のトライはナイスファイトで、決して無駄ではないよ、ということ。
そして、審査に通らなかったのは、(明らかに聞かれた質問に答えられていないとか、的外れの回答をしてしまっている、という凡ミスを除けば) それは単にアピールの仕方が悪かっただけであり、君のスキルが不足していたからでは決してありません。次のチャンスは1年後だから、巻き返すための時間は十分にあります。
晴れてAWS Community Builderに選出された君へ
Hi there Kosuke, you’ve made it. Congratulations! Only 26% of applicants were accepted this cycle.
You’re exactly the kind of person we’re looking for, and I’m thrilled to invite you to participate in our AWS Community Builders program for the next 12 months. We’re looking forward to getting to know you, learning how we can help you grow your knowledge of AWS services, and seeing all the great things you’ll create as part of this community.
(ChatGPTによる翻訳)
こんにちは、Kosukeさん。おめでとうございます!今回の応募者のうち、合格したのはわずか26%でした。
あなたはまさに私たちが求めている人物です。そこで、今後12か月間、AWS Community Builders プログラムにご参加いただけることを大変嬉しく思います。私たちは、あなたのことをもっと知り、AWSサービスの知識を深めるお手伝いをし、コミュニティの一員としてあなたが生み出す素晴らしい成果を見るのを楽しみにしています。
これは、私がAWS Community Builderへ選出された際に、AWS Community BuildersのPGMである、Jason Dunnから送信されたメールです。2021年の5月のことなので、かれこれ4年前になります。
え、なんで5月?! と気になった方がいらっしゃるかもしれません。
話が長くなるから簡潔に説明すると、昔は今よりも登録審査の頻度が多かったのです。なんで年一になったのかは、察してください。
先週、2025/3/5頃に、同じような文面のメールが、君のメールボックスにも届いたことでしょう。本当におめでとうございます!そして、AWS Community Builderへようこそ。
さて、前置きが長くなりましたが、今回のブログは、昨年12月にJAWS-UG東京支部で登壇 && QiitaにもアウトプットしたAWS Community Builderについて、非公式のオンボーディング資料として、これやっとけ的なことを、CB歴4年目の私からお伝えしたいと思います。
AWS Community Builderのオンボーディング
実は最近、CB仲間であるDarya Petrashkaが、LinkedInでCBのオンボーディングについて投稿されていました。まずはそれをご紹介しましょう。彼女は、昨年開催されたJAWS PANKRATION 2024でも登壇されていたので、覚えてらっしゃる方もいるのではないでしょうか。
肝心の投稿はこちら。
以下抜粋して、翻訳を付けます。
Join Slack and search for relevant channels
↳ Connect and networkContribute
↳ Show consistency in building and sharingStuck somewhere?
↳ Reach out to the community!Look for opportunities!
↳ Public speaking, giveaways, developer month, New Voices program...Enhance your technical skills
↳ Be inspired by others, learn from sessionsEnjoy the benefits!
↳ AWS credits, AWS exam voucher, swag, QA subscription...Meet the community offline!
↳ Get reinvent and reinforce discounts, be part of community dinner eventsGrow your personal brand!
↳ Be listed in CB global directory, publish content as CB on Dev.to
<筆者による翻訳>
-
Slackに参加して、関連するチャンネルを探索しよう
↳ CBにコネクトして、ネットワークを広げよう -
貢献しよう
↳ 継続してビルドし、その結果を共有しよう -
どこかで煮詰まっている?
↳ コミュニティに知らせよう!(解決策を提示してくれる) -
オポチュニティを探そう!
↳ 登壇, 景品, デベロッパー月間, New Voices program... -
テクニカルスキルを広げよう
↳ 他人から刺激を受け、セッションから学ぼう -
ベネフィットを楽しもう!
↳ AWSクレジット, AWS資格試験のバウチャー, ノベルティ, QAのサブスクリプション... -
オフラインのコミュニティに参加しよう!
↳ re:Inventやre:Inforceの割引チケットを手に入れて、コミュニティ専用ディナーに参加しよう -
自身をブランディングしよう!
↳ グローバルのCBディレクトリーへ登録して、CBとしてのアウトプットをDev.toへ公開しよう
もうね、言いたいことはDaryaがほとんど書いてくれているから、ここでおしまいにしたいところだけどw、それは冗談として、「じゃーこれを見て、私は何をすればいいの?」という点について、もう少し詳しく説明したいと思います。
AWS Community Builderになったらこれをやれ
オンボーディングとしてやるべきことを、1個ずつ説明していきます。
とにかくNDAに署名せよ
千里の道も一歩から。CBの道もNDAから。とにかくNDAに署名しないと、何も始まりません。署名しないと、オプトアウト=Community Buildersプログラムには参加しません、と表明していることと同等になります。署名するかしないかは個人の自由ですが、AWS Community Buildersは、個人とAWSとの間にNDAを締結したことを前提とした上で、行われる活動であることを、承知いただければ幸いです。
Slackに参加せよ
NDAを締結したら、Community Buildersの専用Slackへ招待されます。あらかじめどのカテゴリーに属するかはJasonからお知らせされ、それに基づいて最初に追加されるチャンネルは決まるようですが、基本的には興味あるチャンネルに入って良い、というスタンスなので、ドンドン入りましょう。
NDA締結後の連絡は、99.999%はSlackで完結すると考えてください。
(残りの0.001%は、およそ1年後に予定される、CB更新のお知らせです。これはSlackとメール両方に通知されます)
Slackを開く頻度は人それぞれで良いと思いますが、せっかくのオポチュニティを見逃さないように、最小限の通知設定をやりましょう。どのチャンネルを通知設定すればいいの?という質問が出てきそうですが、そういうチャンネルは大体AWSさんから@Channelで通知してくれますから、そういう投稿を見逃さないように設定されるのが、良いと思います。
ちなみに、CB専用Slackには、APAC向けのチャンネルや、日本語のチャンネルもありますので、ぜひご参加ください。
Welcome Callに参加せよ
Slackに参加すると、次はウェルカムコールへ参加しましょう。ウェルカムコールはオンボーディングで最も大事なテレカンですので、タイムゾーンを考慮して、時間を変えて複数回開催されます。ご自身の都合に合わせて、参加できる回に参加すればOKです。CBの活動をこれから進めるにあたって、AWSからサポートされる各種プログラムについて、例えば、CBのベネフィット(ノベルティ、AWSクレジット、AWS認定試験バウチャーなど)や、学習プログラム(インプット系、アウトプット系)について、かなーーり詳しく具体的にガイダンスがされますので、お聴き逃しの無いよう!
世界中のCBとつながろう… でもどうやって?
ウェルカムコールが終ったら、オンボーディングとして全員やってほしいことは、ほぼ完了です。ぜひ、世界中のCBと繋がって、自分の世界を広げていきましょう。ここからは、オンボーディングから少し話が逸れますが、どうやってつながっていったかを、私の経験談ベースでお話しましょう。
アウトプットを数字で語ろう
まずはこれです。CBになられる方は、釈迦に説法だと思いますが、ビルドしたり検証したりした結果を、アウトプットしましょう。
AWSからCBへの期待値として、CBは自分が作成したAWSに関するアウトプットを、AWSへレポートすることを求められます。昨年12月のJAWS-UG東京支部イベントで、私は「数字で自分のアウトプットを語れるようになろう」と、 偉そうに 語りましたが、それはこのAWSへレポートするタスクに繋がっています。
これは単に、自分のアウトプットがどれくらいのアウトカムを産んだか、ということを定量的に測定するだけに留まらず、AWS自身も、Community Buildersプログラムへの投資効果を、このレポートから定量的に観測しているのではないか、と私は個人的に推理しています。このレポートは何のためにあるの?という話は、日本人のCBの間でも議論のネタになることは過去にもありましたが、すべては己とAWSがそれぞれアウトカムを計測するため、にあるといっても過言ではないです。
SNSはどうする?日本では𝕏が主流だけど
結論から申すと、SNSへ英語でアウトプットするなら、LinkedInが一番インプレッション数を稼げると思ってます(個人差はあると思います)。日本だと圧倒的に𝕏が主流ですが、海外を見るとそうではないように、私には見えています。特に、USでトランプ政権が発足する前後から、𝕏から離れてThreadsやBlueSkyに移行した、という海外の知り合いは多いです。もちろん、𝕏で発信する人もまだまだたくさんいますが、特に最近 𝕏、Threads、BlueSkyに分散する傾向が強まっているのを実感していて、LinkedInは安定しているように見えます。
ブログはどうする?
ブログは現在利用されているものがあれば、そのまま継続して良いと思ってます。私は、CB選出当初は技術ブログを持っていなかったので、Dev.to にアカウントを作成しました。
英語ブログに挑戦するなら、Dev.toを使うのは一案だと思います。AWS Community Buildersのカテゴリーがあるので、ある程度のインプレッション数は稼げそうです。
会いに行こう
世界中のCB仲間に会うなら、re:Inventが一番ですが、やはりお金がかかってしまいます。例えば近場のアジアに目を向けて、彼らに会いに行くのも、良いのではないのでしょうか。
これはシンガポールへ出張に行ったついでに、AWS APJ Community PGM ManagerのShafrazに連絡して、現地のHeroやCBとディナーに行ったときの写真。
これは、2024年9月に台北で開催された、AWS Community Day Taiwanに登壇したときの写真。AWS Community Dayは、世界中で開催されているAWSコミュニティー主導のカンファレンスで、日本だとJAWS DAYSやJAWS FESTAがそれに該当します。
同じくAWS Community Day Taiwanの懇親会で、台湾、香港、韓国、日本のメンバーが同じテーブルに。
Swagをゲットしよう
Community Buildersプログラムでは、オンボーディングと更新のタイミングで、Swag(日本語でいうとノベルティ)がプレゼントされます。また、アウトプットをAWSへレポートすると、その見返りでSwagがプレゼントされることもあります。私はSwag大好きおじさんなので、Swagをゲットすると単純にピョンピョン喜びます。
これは最近、Community Buildersプログラムから、アウトプットの見返りとして、2024年12月〜2025年1月のトップ2に選出された時に、ゲットしたSwagたちです。
Community Builder活動を楽しもう!
古参CBとして長々と書いてしまいましたが、一番肝心なのは、君がCB活動を楽しんでくれることです。一緒にAWSのコミュニティを盛り上げていきましょう!!