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はじめに

こんにちは。

今回は、パラメータシートを参照しながら実施する単体テストをスムーズに進めるための工夫について書いていこうと思います。

現在、私が従事している案件は金融系システムの更改案件です。サーバを詳細設計書(以下、パラシ)に沿って構築し、構築後は設定値が正しいかを確認する単体テストを実施しています。

単体テストを進める中で感じたのは、同じパラシを見ていても、確認方法や観点に作業者ごとの差が生まれやすいということです。今回は、そのばらつきが発生する原因と対策について整理してみたいと思います。

ばらつきの原因

作業者間の情報共有不足

結論から言うと、原因はこれに尽きます。

私はこれまで比較的小規模なプロジェクトに参画することが多く、立ち上げから気心の知れたメンバーと仕事をする環境がほとんどでした。そのため、お互いの認識や知識に大きな差がなく、必要な情報は自然と共有されるものだと思っていました。

しかし現在のプロジェクトは、参画時期や経験、スキルレベルが異なるメンバーが集まり、多数のサーバを並行して構築しています。そのような環境では、「自分が知っていることを他の人も知っているだろう」という前提は成り立ちません。

また、参画して間もない頃は、各メンバーの役割や動き方も十分に理解できていませんでした。

結果として、共有すべき情報を共有できておらず、それが確認方法や観点のばらつきにつながっていたのだと思います。

ばらつき対策

単体テストシートに備忘録を残す

作業者のスキルや経験に依存しない方法として、単体テストシートに簡単な備忘録を残すことが有効だと考えています。

例えばディスク容量を確認する場合でも、エクスプローラーで確認するのか、ディスクマネージャーで確認するのかによって作業者ごとの差が生まれます。

そのため、パラシ上に図形やコメントを追加し、「ディスクマネージャーから確認する」といったメモを残しておきます。そうすることで、後続の作業者は説明を受けなくても適切な確認方法を選択できます。

詳細な手順まで記載する必要はありません。確認場所や注意点を一言残しておくだけでも、テスト結果のばらつきを減らす効果があります。

また、これらのメモは最終的に不要になれば削除すればよいため、管理面での負担も大きくありません。

最後に

今回の経験を通して、情報共有の重要性を改めて実感しました。

「急がば回れ」という言葉の通り、少し手間に感じることでも、後続の作業者が迷わないように情報を残しておくことは、結果としてプロジェクト全体の効率向上につながります。

今後も、自分だけが分かればよいという考え方ではなく、誰が見ても同じ結果になるような作業の進め方を意識していきたいと思います。

以上

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