5
5

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?

More than 5 years have passed since last update.

SoftLayer Server Cancellation の取り消し

Last updated at Posted at 2015-04-14

#0. はじめに
SoftLayer 環境で Cancel (以下、キャンセル)するサーバーを間違えた場合にどの様にするキャンセルを取り消すか(ちょっと判りにくいですね :sweat_smile: )について書いてみたいと思います。
また、Hourly 課金の場合、非常に短い時間(数分)で実際に削除される事例を確認していますので、今回の記事は Monthly 課金のサーバーを対象にしているとお考え下さい。

#1. キャンセル時の選択肢
Device List などからキャンセルする際のオプションは、そのサーバーの課金が Hourly か Monthly で選択肢が異なります。
以下は Monthly の例ですので、即時(Immediately)にキャンセルするか、次回の Anniversary Date に削除するかを選択可能です。
cancel1.png
一方、Hourly の場合は即時(Immediately)にキャンセルする以外の選択肢はありません。

#2. Anniversary Date でのキャンセルの取り消し
操作直後に間違いに気が付いた場合、以下の様に cancellation page へのリンク含むメッセージが表示されているはずですので、そのリンクを辿ります。
cancel_voidablemsg.png
また、このメッセージに気づかずに画面を切り替えた場合でも、カスタマー・ポータルから Account -> Sales -> Cancellations の順に選択することで、キャンセルの一覧を表示できます。
cancelvoid2.png
上記画面右側の Void Cancellation のリンクをクリックすることで、以下の確認ダイアログが表示されます。
cancelvoidconfirm.png
ここで Yes をクリックすることで、キャンセルを取り消すことが可能です。

#3. 即時(Immediately)キャンセルの取り消し(の試み)
この場合でも、経験上はしばらくの間、サーバーは以下の様な状態でしばらくの間は Device List 上に消されずに残っています。
cancelvoid3.png
この時点では、Cancellation の依頼はチケットの形で Support -> Tickets から参照可能です。
cancelvoid3.png

上記の様に表示されるチケットへの Update として、この Cancellation request を Void(取り消し)したい旨を伝えれば、(確実ではありませんが)復旧できる可能性があると考えています。

Update の例:

Hello,

I would like to void this cancellation request for hostname.softlayer.com.
If it is possible, please void this cancellation request, please. 

#4. おわりに
一切の間違え無しに操作できれば一番ですが、「やらかしてしまった」場合でもこんな方法があるということが頭の隅に残っていれば、落ち着いて操作することで「やらかしてしまう」確率も下がるのではないかと思っています。

5
5
0

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
5
5

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?