はじめに
初学者向けです。ざっくりと書いていきます。一番下に参考URLを載せておきます。
IPアドレスは住所！ドメインは住所！みたいな感じで、住所ばっかりでよくわからなかったので調べました。
IPアドレス
ネットワーク上の機器を識別するために与えられた数字です。
例)
・AさんのPCのIPアドレス→192.0.2.1 (11000000.00000000.00000010.00000001)
・BさんのPCのIPアドレス→198.51.100.1 (11000110.00110011.01100100.00000001)
・CさんのPCのIPアドレス→203.0.113.1 (11001011.00000000.01110001.00000001)
()内の数字は後述します。
1.IPv4とIPv6というバージョンがあり、現在はIPv4が主流です。(上記例もIPv4)
しかし、IPv4は枯渇しそうです。(2019年現在)
2.グローバルIPアドレスとプライベートIPアドレスがあります。
グローバルIPアドレス...ICANNという管理団体が管理してます。重複はできません。
プライベートIPアドレス...組織内のネットワーク（プライベートネットワーク）でのみ使用できるIPアドレスです。オフィス内や家庭用のネットワークなどでは、通常プライベートIPアドレスが使われています。
IPv4とIPv6の表記例
IPv4→192.0.2.1
IPv6→2001:0db8:2345:5678:90ab:cdef:0000:0000
上記から分かるように、IPv4とIPv6の大きな違いは、
その組み合わせにより使用できるIPアドレスの数です。
IPv4→約43億個
IPv6→約340澗個
澗(かん)て何！？
澗とは10の36乗である。340兆の1兆倍の1兆倍である。
参考wikipedia
途方もないことだけはわかりました。
IPアドレスのルール
IPアドレスは32ビット(桁)の2進数ですが、そのままではわかりづらいため、
8ビット毎に「.（ドット）」で区切り10進数表記で表します。それぞれの値は0～255まであります。
一番上の例の()内は2進数表記です。
出典：wikipedia
ドメイン
IPアドレスを文字列に置き換えたものです。
例)
ホームページ→https://qiita.com/ (IPアドレスだと13.114.188.69)
メールアドレス→info@qiita.com
それぞれqiita.comがドメインになります。
IPアドレスをドメインにする理由は？
平たく言うと分かりやすくするためです。数字よりも文字の方が覚えやすいし分かりやすいですね。
ドメインを取得することによってホームページを作成したり、メールアドレスを作成したりできます。また、ホームページにおいてドメインが重複することはありません。
独自ドメインとサブドメイン
ドメインには独自ドメインとサブドメインがあります。
独自ドメインとは
世界にまだ存在しないドメインであれば、ユーザーが好きなように名前を付けて利用することができます。一般的に、ドメインの取得や維持に費用が発生し、サーバーも必要となります。
例えばqiita.comは独自ドメインです。
サブドメインとは
独自ドメインを細かくして用途によって割り振るドメインのことです。
例えば独自ドメインがqiita.comならばサブドメインはhelp.qiita.comです。独自ドメインの前の「.」で区切ったhelpの部分がサブドメインになります。
ついでにサブディレクトリとは
例えばhttps://qiita.com/connecrew-sugiyama
で言うと、connecrew-sugiyamaの部分がサブディレクリになります。
独自ドメインからユーザーページを分けたいなーとか、ヘルプページを要素によって細かく分けたいなーとかの時に使います。
DNS
DNSはドメインネームシステムと呼ばれており、
数字であるIPアドレスと文字列であるドメインを相互に変換してくれる仕組みです。
この仕組みを行ってくれるサーバーをDNSサーバーと呼びます。橋渡し役ですね。
IPアドレスを使って通信をするルールなので、DNSサーバーのおかげでホームページを表示できます。
さいごに
かなり大まかな内容だったので、なんとなくわかってくれれば幸いです。
間違っている部分がありましたら、是非ご指摘下さい。
参考サイト
IPアドレスについては下記を参照させていただきました。
カゴヤのサーバー研究室
IPv4とIPv6の違いについて
日本ネットワークインフォメーションセンター
グローバルIPアドレス
ドメインについては下記を参照させていただきました。
カゴヤのサーバー研究室
お名前ドットコム
名づけてネット
INNOVA