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スマートスピーカーを導入すると育児が捗った

Last updated at Posted at 2021-12-12

この記事は NTTコムウェア Advent Calendar 2021 13日目の記事です。

NTTコムウェアの わき です。

しがないお父さんSEやってますが、自宅にスマートスピーカーを導入したところ、期待していたより色々なことが実現でき、育児の一部も楽になったなぁと感じましたので1つのプラクティスとして紹介したいと思います。

なお、本記事で紹介する内容はいくつかのサービスを連携させるだけとなっていますので、プログラミング言語に関する知識は一切不要です。
やっていることも非常にシンプルなので、弊社アドベントカレンダーの箸休め的な記事になればと思います。(予防線)

きっかけ

とあるコロナ禍真っ最中のゴールデンウィーク、家族で色々なところに遊びに行ったり帰省したりと妄想してましたが外出自粛要請でどこも行けず・・・

「暇だ・・・」

早急に暇潰しを・・・とふと開いたGoogleのトップページに表示されていた

「GoogleNestMini 30%Off」

気がついたら注文していました。

紹介すること

  • 便利だと感じたスマートスピーカーの使い方、簡単なセットアップ手順
    • 家電の音声操作
    • 育児ログの音声入力
    • 音楽再生
    • キッチンタイマー
  • それぞれ育児的観点でどう役に立ったか

必要なもの(Google Nestシリーズの場合)

  • スマートスピーカー(Google Nest Mini)
  • Google Home アプリ
  • Googleアプリ(Android) or Googleアシスタントアプリ(iOS)
  • Googleアカウント
  • インターネット接続と安全なワイヤレスネットワーク

参考:公式ヘルプ

前述のセールがあったのと、私&奥さんのスマホがAndroidだったので親和性が高そうなGoogle製品にしましたが、大抵のことは大抵のスマートスピーカーでできますので、皆さんの環境に適した製品を選んでいただければと思います。

0. スマートスピーカーの設定

事前準備としてスマートスピーカーを使えるようにします。

  1. スピーカーを電源に接続します。
  2. スマートフォンまたはタブレットで Google Home アプリ を開きます。
  3. 左上部+アイコン > デバイスのセットアップ > 新しいデバイス をタップ
  4. アプリ内の手順に沿って操作します。

参考:公式ヘルプ

デバイスの検出にBluetoothを使うようなので、Bluetoothはオンにしておく必要があります。

これだけで設定できます。便利な世の中。

1. 家電の音声操作

音声で家電を操作するために我が家ではスマートリモコンを導入しました。
スマート家電でなくても音声で家電を操作できるようになる優れものです。
入門編としてNature Remo Miniを準備しました。

セットアップ

まずはスマートリモコンを使えるようにする
  1. Nature Remoアプリをインストール
  2. Nature Remoアカウントを作成
    ※Googleアカウントを使ったアカウント作成がおすすめです。
  3. Nature Remo本体とWi-Fiを接続する
  4. 取り扱うリモコンをNature Remoに学習させる。

参考:公式ヘルプ

我が家では、

  • テレビ
  • エアコン
  • シーリングライト

を学習させたところこんな感じになりました。

まずはスマホから家電操作できるようになりました。なかなか便利。

Google Homeと連携させる

連携させることで、音声でスマートリモコンを操作できるようになります。

  1. Google Homeアプリの左上部+アイコン > デバイスのセットアップ > セットアップ済みデバイスのリンク をタップ
  2. Nature Remo Smart Homeを検索して選択

2項でログインを求められた際に、Nature Remoアカウントを作成した際に利用したGoogleアカウントでログインする必要があります。

設定が完了すると、Google Homeアプリ上にNature Remo側で登録した家電が表示されます。

※ルンルンしている項目はルンバです。なんか恥ずかしい。

これで音声でスマートリモコンを操作できるようになりました。とても便利。

育児的な観点でどう便利になったか

子供がいると、

  • 子供を抱っこしている
  • 大量の食料品を両手で持っている。

などで両手が塞がっているシチュエーションが増えると思います。

そんな中でも、

「OK Google、 電気とエアコンをつけて」

で明るくもなるし、快適な室温にもなります。

また、外出の際に、

「OK Google、全てのデバイスをオフにして」

と言うだけで、テレビもエアコンもシーリングライトも消えますのでとても便利です。
複数の家電が一斉に消えたりついたりするのはなかなか壮観です。
(ブレーカー的には良くなさそう)

2. 育児ログの音声入力

新生児の健康バロメータとしてうんちの回数やミルクを飲んだ量など様々な項目を記録している人は多いと思います。
我が家ではぴよログというサービスを使って記録していました。
記録を家族間で共有でき、イベントを登録するとリアルタイムで共有されます。

そんなぴよログがどうやらGoogleアシスタントと連携し、音声でイベントを登録できるようなので早速連携してみました。

セットアップ

音声でイベントを登録できるようにする
  1. ぴよログアプリの設定 > Googleアシスタントの設定
  2. Googleアカウントでログインする

ログインするGoogleアカウントは、Google Homeアプリでスマートスピーカーを登録したアカウントと同じにする必要があります。

これだけです。

ただし、現状イベントを音声で登録しようとすると、

「OK Google、ぴよログに〇〇の記録を頼みたい」

と言う必要があるため、少し使いづらいです。

Googleアシスタントでルーティンを登録する

イベントの登録を楽にするため、Googleアシスタントでルーティンを登録します。

  1. Google Homeアプリのトップにあるルーティンをタップ
  2. 新規ボタンをタップ
  3. 以下の様に設定する
  • 開始条件
    • 音声コマンド: 〇〇を記録
  • アクション
    • カスタムアクションの追加: ぴよログに〇〇の記録を頼みたい

これで

「OK Google、〇〇を記録」

というと、ぴよログに〇〇のイベントが登録されます。
開始条件の「〇〇を記録」は何でも登録できるので皆さんの使いやすいように登録してください。
うんちを記録する際に「うんうんを記録」とかにもできます。

育児的な観点でどう便利になったか

ぴよログ単体でも便利なサービスなのですが、スマホを介さずに音声でイベントを登録できるようになるのでさらに便利になりました。

おむつを換えながら、
ミルクを飲ませながら、
離乳食を食べさせながら、

など、手が離せないタイミングでも音声でイベントを登録できるので実際かなり活用しています。

3. 音楽再生

スマートスピーカーの代表的な機能ではありますが、音楽配信サービスとGoogle Homeアプリを連携させ、音声で曲を選んで再生することができます。
設定方法はGoogle Homeアプリの設定にて連携する音楽配信サービスを選択するのみです。

育児的な観点でどう便利になったか

現在は寝かしつけの際に子守唄としてオルゴール系の曲をよく流しています。
結構寝付きが良くなった気がします。

あと、娘は反町隆史さんのPOISONが効く子だったので小さい頃はひたすら流していました。
(Spotifyによると2020年に私が一番再生した曲はPOISONだったそうです。)

4. キッチンタイマー

これは育児というか家事なのですが、

「OK Google、〇〇分計って」

というとアラームを設定してくれます。

これがキッチンタイマーとして非常に役立ちます。かなり使用頻度も高いです。
スマートスピーカーの醍醐味であり全般的に言えることですが、手を使って作業しながら別の作業を声でできるのがミソですね。
(料理だけに)

・・・

_人人人人人人人人人_
> (料理だけに)  <
 ̄Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y ̄

さいごに

私が使って便利だなと思った機能の紹介は以上ですが、まだまだできることはいっぱいあって全然使いこなせてない感はあるので、育児の合間に探していこうと思います。

また、私が自己満足できたらいいなぁ程度のモチベーションでスマートスピーカーを導入しましたが、一番使っているのは奥さんだったりします。
かなり満足度も高そうなので、皆さんもこの記事を参考にスマートスピーカーの導入を検討してみてはいかがでしょうか?

最後まで読んでいただきありがとうございました。

記載されている会社名、製品名、サービス名は、各社の商標または登録商標です。

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