はじめに
本稿は連載の最終回として、Zoom/Teams/MeetなどのWeb会議にVTuberとして参加するためのアプリケーション関連付けを、最短手順で解説します。
バ美肉(バーチャル美少女受肉):バーチャル空間で美少女アバターになって活動する行為
1. 映像の関連付け(OBS仮想カメラ)
- OBSで配信レイアウトを作成する(
VMagicMirrorを透過取り込み、背景/テロップを配置する) -
ツール→仮想カメラを開始する - 会議アプリのカメラに
OBS Virtual Cameraを選択する(obs-vc)
2. 音声の関連付け(恋声+VB-CABLE)
- 恋声の再生デバイスを
CABLE Inputに設定する - 会議アプリのマイクを
CABLE Outputに設定する - 自分のモニタリングはOBSで最小化し、エコーキャンセルは会議アプリ側の推奨設定を使用する
3. 品質とトラブル回避
- 音量標準化:OBSのメータで-18〜-12 LUFS相当を目安に調整する
- エコー/二重取り:会議アプリの
ステレオ設定や自動調整の影響を確認し、必要に応じて無効化する - 回線/負荷:ビデオ解像度を落とし、フレームレートを30fpsに固定する
4. テンプレ運用(チェックリスト)
- OBSシーンを
会議用として保存し、仮想カメラ開始のホットキーを設定する - 会議アプリのカメラ/マイク/スピーカーの既定デバイスを固定する
- 入退室前にミュート/映像オンオフのショートカットを確認する
おわりに
配信用のセットアップを最小変更で会議用に転用することで、安定した“バ美肉”参加が実現できます。必要に応じてVoicemeeterでの高度なバス配線も検討してみるのもいいでしょう。
バ美肉ができれば、VTuberとしても活躍できるかもしれませんし、寝起きのノーメイクでもWeb会議に参加できるようになります。
ステキなVTuber生活を楽しんでみましょう!
私が所属しているアディクシィ株式会社では、クラブ活動も活発です。
その中のVちゅー部は、こうしたVTuber用システム構築を勉強したり、実際にアバターを使ったWeb会議を行ったりしています。
興味がありましたらぜひ、のぞいてみてくださいね。
参考
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VRoid Studio:製品/リリースノート/VRMエクスポート(vroid.com) -
VMagicMirror:Get Started/ダウンロード/配信Tips(Windows前提)(akiya64.github.io) -
OBS Studio:ダウンロード/Virtual Cameraガイド(obsproject.com) - 恋声:公式トップ(機能概要)(koigoemoe.g2.xrea.com)
-
VB-CABLE:公式Reference Manual(入出力の概念/導入)(vb-audio.com) -
YouTube:エンコーダ配信の開始(初回有効化は最大24時間)(Google ヘルプ) -
Twitch:ストリームキーFAQ(help.twitch.tv)

