はじめに
こんにちは。PMをやってるものです。
当記事はVALUアドベントカレンダーの 15 日目の記事になります。
VALUではGithubをバージョン管理のほか、
プロジェクト管理・進行管理にも使っています。
メンバーが増えてくるにつれ色々ちゃんとしなければいけなくなったのと、
3プラットフォームにてサービス提供していることから同じような作業を
3リポジトリ横断で行わなければいけないため、
issueを適切に管理するだけでもなかなかに工数がかかることから
効率化の知見が溜まってきたので共有します。
どこかのディレクターに届け。
弊社のプロジェクト管理
Githubで完結させています。(ドキュメント管理は全社横断でesaです)
Github内のmilestoneはリリース単位で存在し、projectsは週次の振り返りとタスク出しに利用しています。
この辺は日々日々試行錯誤で移ろいます。
ではそんなGithub運用をしている中でみつかった嬉しい小ネタをお送りします。
ネタ5選
/issues から新規のマイルストーンを設定する
Set milestone > Filter milestone して未作成のmilestone 名を入力すると、
新たにmilestone をCreateして、当該のissue に設定することができます。
これによって事前にmilestone を準備してから当該のissue で設定してやる必要がなくなります。
なおこの類の動作は <>Code でbranchをFilter する箇所からも行えます。
(こちらではFilter or Create と表示されていて親切さが伺えます)
Create の際baseとなるbranch は元々表示していたものになります。
(master以外の場合、/tree/hoge/fuga のようにURLからも確認できます)
/issues から一括でマイルストーンを設定する
そうこうして出来上がったmilestoneを、別のissueにも適用したい場合は
当該のissueをチェックボックスにて選択 > Milestones のプルダウンより適用したいmilestone を選択することで行えます。
便利。すごいぞGithub。
/milestone/* からLabelを変更する
こちらもチェックボックス > プルダウンより、
多数のissueの情報を一括で編集することができます。
/projects/* にてassignee:でフィルタする
Githubアイコンをクリックすると、assignee:username でフィルタすることができます。
1つの看板で10名ぐらいのタスクを管理することもあるので、非常に便利機能です。
ここまでくるとお気づきかと思いますが、issueに付与されているLabelでも同じように、
クリックでフィルタすることができます。
/labels にて多数のLabel を一括で編集する
これはシンプルに、複数のLabelに対して同時にeditをすることができるというものです。
Colorを同じにしたい時などに地味に役立ちます。
さいごに
Githubの扱いに慣れていない方でもわかるようにと冗長な記述となったこと、日々の至らぬ自分を棚上げして当記事をしたためことご容赦くださいませ。
また、つらつらと効率化の手段を述べましたが、
前提として運用について些細なことでも関係各位と合意を取ることが大事だと日々感じています。
合意の過程で話し合いやヒアリングをすればするほどに
意見をもらうことで精度がより高いものになりますし、知らなかったTipsも教えてもらえたりと嬉しいことが多いです。
(今回のネタも、教わったものが多いです。ありがとうございます)
しかし、組織の移り変わりとともに運用も変えていかなければいけないので、
話し合いにかける工数もバランスだなあと思うこともあるのです。
2019年も残すところあとわずか。頑張っていきましょう。
appendix
当記事のgifはみんな大好きffmpegで作成しました。
issueの添付にも有用なので是非。