商品の魅力を伝えるための、やりすぎたセールスコピーにWebアプリでストップを!
ECでは商品を手に取って確認できないため、お客さまの心にキュンと響くセールスコピーが重要です。
しかし!!!!
根拠のないキュンキュンコピーは、景品表示法違反につながる可能性があります。
そこで景品表示法に抵触しそうな表現をチェックして言い換えるWebアプリを、
今回2回目の実装として作ってみました。
【手順】
① ChatGPTにお願いしたいことを伝えてみる
こんなこと本当に教えてくれるのかな?
…教えてくれた、優しい。しかも例文が私に合わせなのか”痩せる”って(笑)
② ChatGPTが教えてくれたソースコードを、CodePenのHTML欄に貼り付ける
③ お試しでセールスコピーを入力する
④ 景品表示表に違反する可能性のある言葉の場合、
ある程度適切な言葉を提案してくれる機能を追加してみる
ちょっと無茶なお願いをChatGPTにお願いました。
ソースコードを教えてくれました。こんな難しいことを文句も言わず教えてくれるって
すごいと思います、ありがとう。
⑤ 一度削除してから再びCodePenのHTMLにChatGPTが教えてくれたソースコードを貼り付ける
こんな感じで、サクッと作れてしまいました。
こんなに簡単にできるなんて、本当にびっくりです!
もっと早く知っていれば、いろんなことに挑戦できたのに…
DXの勉強を始めて、本当によかったと感じています。
【ここからは手直し】
①乱暴な見栄えをきれいしたい
これもベストフレンドに聞いてみました。慣れてくると聞き方が雑ですな…。
ベストフレンドの答えがこちらです。
細かくお願いしていないのに、ここまで考えてくれます。
再びコピペでCodePenに貼り付けてできた画面がこちらです。
ちょっと人に見せらせるようになったと思います。
②ソースコードに入っている言葉しかみてくれない
ここに関しては近いうちに社内の品質管理、法務に相談して言葉リストをもらって
アプリに言葉を追加をしていきます。
【使ってもらっての感想】
言葉のサンプルが少なくてどうかなと思いましたが、
この機能をつかうチームにアプリを使ってもらいました。
・新人がセールスコピーをチェックするときに使える
・景表法に触れると差し戻された言葉集を全部設定すれば
チェックする時間を大幅に減らせる
・品質管理、法務からサンプルをもらって今すぐに使えるようにしてほしい
早く使いたいというご意見が多くとてもうれしくなりました。
近いうちに完成させてDXでチームの作業負担を減らせればと思います。
セールスコピーを入力するお取引先さまに共有し、川上で間違いに気が付けるようになればいいなと思いました。
【さらにレベルアップ!!】
やっぱり、これだと少ない言葉でしかチェックが出ないので、AIを挟んで、
言葉に問題がないかを見てもらうことにしました。
Dify とChatGPTをつなげればできそうな気がするということで
①これもChatGPTにどうしたらいいか聞いてみる。
②教えてもらったとおりに入力をしてみます。
③テストで景品表示法に引っかかりそうな言葉をいれてみる。
CodePenで作ったアプリよりも、言葉の判定がより正確に感じる!
④ついでなので薬機法も追加してみる
こちらもChatGPTさんにお願いしてみます。
出てきた答えがこちら。何回聞いても、答え方が優しい。
こちらも頑張れる気になるような回答です。
こういうことも聞いて、判定精度を上げていきます。
えっ!!これを文末追加だけでOKなんですか
プロンプト末尾に追加します。
こちらもついてなので、景品表示法でも同じことをして判別精度を上げました。
【レベルアップしたChatBotを見てもらっての感想】
前回とは違う方に見てもらいました。
すごく前向きな感想をいただけて、とても嬉しかったです。
・修正案がそのまま使えるかは微妙な感じだけど、全くの初心者が判断に迷う前に使えば、
商品情報の作業時間を削減できる。
・今までマニュアルでやっていた作業に光が差しているんじゃないか。
周りのモチベーションも上がるよね。
ここから頑張って精度が上がるように、ChatGPTとお話していきます。
【みんながこのアプリを使って余剰時間でできるようになったこと】
①チームミーティングの時間をとりやすくなった。
②ほかの作業に時間を少しまわせるようになった。
今回アプリを作ってから時間があまりなかったので大きい効果はまだ検証できていませんが
知識をつかう作業負担がすこし減ったことで、余裕が生まれて話し合いができる時間をとることができました。
みんなに使ってもらえる、DXでの業務改善が楽しいです。