ここでは、Node-REDの画面と基本的な使い方について説明します。
Node-REDのインストール方法についてはこちらの記事を参照ください。
1 画面の説明
まずは画面のエリアについて。
左から 「パレット」「ワークスペース」「ノード情報ウィンドウ/デバッグ・ウィンドウ」 です。
順番に説明します。
1-1 パレット
様々な機能をもつ「ノード」が配置されています。
カテゴリごとに利用できる「ノード」が一覧で表示され、「オリジナルのノード」も追加可能です。
1-2 ワークスペース
「フロー」(プログラム)を作る場所です。
「パレット」から「ノード」をドラッグ&ドロップして配置し、「ノード」同士をつなぐことで「フロー」を作っていきます。
1-3 ノード情報ウィンドウ/デバッグ・ウィンドウ
「ノード情報ウィンドウ」は、操作時の様々な情報が表示されます。例えば、「パレット」で「ノード」をクリックすると、そのノードの情報が表示され、「ワークスペース」にある「ノード」や「フロー」をクリックした場合は、設定された値の詳細が表示されます。
また、「debugノード」を使っている場合は、「デバッグ・ウィンドウ」としても機能します。
2 「ノード」と「フロー」
2-1 ノード
「ノード」は、処理をする”点”です。
下図の赤丸の部分が「端子」(ポート)です。
「端子」から、ほかのノードにつなぐことができます。
2-2 フロー
「フロー」とは、「ノード」をつないで一連の流れにしたものです。「フロー」の処理は、左から右に流れていきます。
3 「フロー」の作り方
「パレット」からノードを選択し、「ワークスペース」にドラッグ&ドロップします。
処理の流れでノード同士をつないでいきます。
ノードをダブルクリックで「プロパティ設定」の画面になります。処理の詳細はここから設定できます。
4 「ノード」の種類
4-1 入力ノード
「入力ノード」は、端子が右についています。
「ノード」のもつ条件が当てはまると、「右のノード」にデータを送ります。
4-2 機能ノード
「機能ノード」は、端子が右と左の両方に付いています。
「左のノード」からデータが来ると、自分のノードが持つ処理を行い「右のノード」にデータを送ります。
4-3 出力ノード
「出力ノード」は、端子が左に付いています。
左のノードからデータが来ると、自分のノードがもつ処理を行い、「フロー」が終わります。
ここまでで基本の説明は終わりです。
次は実際のフローを組みながら、使い方を説明します。