やりたいこと
先日、Azure の認定試験 AZ-400: Designing and Implementing Microsoft DevOps Solutions に合格しました。自分が受験する際、他に合格した方の情報などが少なかったので今後受験する方の参考になればと思い、まとめてみます。
AZ-400 とは
Azure の認定試験の1つ。主に Azure DevOps での CI/CD について問われる他、Github での CI/CD についても問われます。また、Azure DevOps の各機能の使い方や開発プロセスの整備方法についても問われます。
AZ-400 と合わせて、AZ-104 or 204 を取得すると、認定資格として Microsoft Certified: DevOps Engineer Expert
が認められます (私は104も204もまだ持っていないので資格はない… 次はどちらか取得します)。Expert レベルになるので、わりと自慢できるのではと思います。
勉強方法
基本的に、MS-Learn と上記リンク先の無料の練習用評価を受ける
を繰り返し行いました。
もともと DevOps (というか CI/CD) の分野については少し経験があったので、MS-Learn についてはざっと読み、知らない言葉や Azure DevOps の機能については掘り下げていく形でした。
練習用評価は模擬試験のような形式で50問出題されます。問題は毎回固定ではなく、60〜70問くらいある中から50問出題されているようで毎回微妙に問題が変わっていきます。試験直前には安定して90%中盤の正答率になるくらいまで叩き込んでいきましたが、できるだけ暗記するようなことはせずこの選択肢はこういう理由だから正解・不正解という観点で繰り返し行っていました (繰り返しやっているとどうしても暗記してしまいますが…)。
実際の試験では練習用評価に出題されていない問題も当然出題されます。暗記などせずに練習用評価でほぼ満点くらいになれば実際の試験でもなんとか合格レベルまではいけるのではという感覚です。
他の勉強方法としては、Udemy があります。が、AZ-400 に関しては講座が英語で提供されているものしかないのとお金がかかる点で今回は使っていません。
今回、不合格だったらやってみるかーというつもりでした。笑
受験方法
Azure の試験はオンライン or テストセンターで受けることができ、上記リンクの 試験のスケジュール設定
から予約することができます。
個人的にはテストセンターでの受験をおすすめします。というのもオンラインの場合、試験官とつないで受ける必要があり、カメラも常時 ON、周囲に何もない環境で受ける必要があります。私の場合、自宅でそんな場所は作れないので大人しくテストセンターへ赴きました。オンラインでは受けたことはありません。
受験費用は2万円超えです。私は Build 時の Skill Challenge で無料バウチャーをもらっていたので無料でしたが、なかなかの金額です。受験する際は十二分に準備して臨みましょう。
試験概要
問題は全部で50問で、練習用評価で出題される形式のように1問1答のものや複数回答、操作の順番を回答するものなどがあります。50問の内、5問 (たしか) は顧客の環境や要件から回答するものもありました。このあたりはすでに Azure の試験を受けている方は分かると思います。
感想
スコアとしては730点で、ボーダーの700点ぎりぎりでしたがなんとか合格することができました。
実際の試験では、練習用評価で出た問題そのままというものはありませんでした。問われ方が変わっていたり、見たことも聞いたこともない問題だったりと様々な問題が出題されます。MS-Learn を繰り返し読んだり、実際に Azure DevOps を操作したりして覚えていくことが重要です。その後、練習用評価を受けるというのが正攻法かなという気がします (実際は通常の業務もあるのでなかなか難しいですが…)。
Udemy のコンテンツを使ったことはないのですが、有用という意見はわりと耳にするので次回は最初から Udemy も検討してみようと思います。
ということで
AZ-400 の合格体験記 (ぎりぎりでしたが笑) を書いてみました。これから AZ-400 を受験する・しようとしている方の参考になれば嬉しいです!
それでは良き DevOps ライフを!
以上です。