以前に、Data WareHouse の OpenHack に参加 (Microsoft の OpenHack に参加してきた) したが、今回は、DevOps に関する OpenHack に参加してきたので今回も記事にしようと思います
OpenHack とは?
Microsoft が主催するハッカソン形式のイベント。Open と名もついているので誰でも参加でき、いろんな企業や職種の方が参加していた。
詳しくはここ: https://zine.qiita.com/event/202112-microsoft/
何するの?
OpenHack には、AI だったり Data WareHouse だったりと様々なテーマがあるが、今回参加したのは DevOps に関するもの。
参加されている人数によって複数チームに分かれて、与えられたお題に沿って実際に Azure 上でリソースを作成してお題をクリアできるように開発していく(今回は1チーム4人+コーチだった)。
スキルセットもばらばらなので、チームで課題を解決していくことが重要になる。困ったときにはコーチに助けを求めることができる。今回の OpenHack については、必要なスキルセットは少ない(と思う)。DevOps (CI/CD) がどんなものか概念レベルで分かっていれば大丈夫だと思う。
お題はいくつかのステップで設定されており、それらを1つずつクリアしていく形式。今回の OpenHack としての合格はステップ5まで。
そこまでクリアするとバッジがもらえる!
感想
前回の参加記事との重複も含みます
良かったところ
- 自分たちで考えて実際に手を動かして、サービスを触りながら学べる!
- これに尽きる!実際に手を動かすのは大事!
- 目的を達成するのに複数の方法があるので、そこも含めてどれが良いか考えることができる
- ハンズオンも似ているけど、ハンズオンは基本的に流れに沿って作業するだけ(考えることが少ない)
- DevOps の考え方について具体的に学べる!
- GitHub や Azure DevOps の使い方(設定)や CI/CD パイプラインの作成などなど
- 最初の設定から実際に CI/CD パイプラインを構築してそれを何らかのトリガ (Commit 時とか、Pull Request 時とか) で実際に動かすところまで経験できる
- コーチにいろいろと聞ける!
- DevOps に関することはもちろん、(ある程度関連した) それ以外のことまで聞くことができた
- 最終日のクロージング後には、QA 後に雑談もしたw
微妙なところ
- テーマと関係がない本質ではない部分でよく分からないエラー
- 権限まわりでよく分からないエラーが出て半日くらい時間を費やしてしまったので、そういった本質ではない所でのエラーが起きにくい環境にしてほしい
- そういう所を解決しながら進めるのもハッカソン形式の醍醐味ではあるけど、そこより本質の部分を進めたい
- 上記の原因は、OpenHack 用のサブスクリプションが通常のものとは異なっているために起きた (のではないか) とのこと
- 権限まわりでよく分からないエラーが出て半日くらい時間を費やしてしまったので、そういった本質ではない所でのエラーが起きにくい環境にしてほしい
総括すると
参加してよかった!Azure での DevOps を実践的に学ぶことができた!
これまで Github で CI/CD は組んだことがあるが、Azure DevOps を使ったのは初めてだったので良い経験になった。特に Azure DevOps はパイプライン定義の yaml ファイルだけでは設定できない項目があったり、GUI で設定をオーバーライドする必要があったりとやや中途半端な印象だったが、それを実際に経験できたのは良かった。また、他企業の方と一緒に1つの目標に向かって取り組むことができ、いろいろと勉強になった。
あと、やっぱり実際に手を動かすのは大事!ただ話を聞いているだけだと身につかない! (と個人的には思う)
参加するには
不定期にあちこちで案内はでているらしい (どこか特定の所ではないっぽい)。
今回は社内で案内があり開催されることを知ることができたが、そういったものがないとそもそも開催されることすら知ることができないかもしれない。アンテナ張って情報探しましょう!
以上です。