はじめに
約一年前にこの記事を書きました!
でも結局使ってない!!!!
やっぱりLINEBotを開くひと手間がメンドーで、結局習慣化しませんでした。。。
ならば、スマホ開く前にどうこうできる仕組みを!
というわけでこんなのを作ってみました
つくりかた
前提条件
iPhoneのショートカット機能を使います。
Androidでも同様の機能があるらしいですが、持っていなくて未検証です。
この記事の内容を知っている前提で話が進むので、まだ見てない人はまずこちらから見てください
NFCタグをつかいます
サンワサプライ NFCタグ(10枚入り) NXP NTAG213 ホワイト MM-NFCT 1500円くらいでした
実装
概要
iOSのショートカットアプリの「URLの内容を取得」を利用すると、APIが叩けることを利用して、おこづかい帳を更新します
iOSのショートカットアプリの起動のきっかけに「特定のNFCタグを読み取った時」というのがあるので利用します
まずは工作
【iPhone】ショートカットを作成
iPhoneにデフォルトで入っているショートカットというアプリでショートカットを作成します
「URLの内容を取得」と「通知する」を組み合わせます
上記の手順でchargeが1000,500,100,10 の4種類のショートカットを用意します
【iPhone】オートメーションを作成
オートメーションで「どのNFCタグを読み取ったら」「どのショートカットを実行するか」を設定します
これも1000,500,100,10円それぞれの分を作成しました。
GASの修正
この記事で作ったGASのほうにも少し修正が必要です
といってもすごく単純な修正で、
- postされた中身にeventsが含まれていればLINEBotの処理、そうでなければNFCタグによる更新というIF文を追加
- NFCタグによる更新の場合、json.chargeの内容を引数にinsertCharge関数を実行
これだけです!
function doPost(e) {
//JSONをパースする
json = JSON.parse(e.postData.contents);
if(!json.events){
// 更新処理
if(json.charge){
insertCharge(json.charge)
}
} else {
//返信するためのトークン取得
reply_token= json.events[0].replyToken;
if (typeof reply_token === 'undefined') {
return;
}
}
~~~~ 以降省略 ~~~
完成してみて
おこづかいをあげてる感がすごいある
「お手伝いが終わったら、あの板を持ってきておこづかいを記録する」というのは、LINEBotでやるよりも、たしかな「おこづかいをあげている感覚」がありました。
娘も「おこづかいをもらっている感覚」をきちんと感じれているようでした。
準備が手間だが悪用されにくい
この仕組みをママのスマホに設定するのは、またママのスマホで、ショートカットを4種作ってオートメーションを4種作って、、、と面倒ですが、逆に言うと、「NFCタグ」と「設定したスマホ」がないと使えないので、悪戯や誤操作をされにくく、これはこれで便利だなと思いました
NFCタグは電池もいらない
今回初めてNFCタグを使ってつくってみましたが、めちゃくちゃおうちハックの可能性を感じています。
電池はいらないし、今回のようにスマホの設定さえしちゃえば、段ボールがある意味IoTになっちゃうのは、めちゃくちゃ応用の効く技術だなぁと感心しました。
ぜひいろいろ試してみてください!
最後までお読みいただきありがとうございました!
ぜひ試してみてください!