OmiseGo SDKの環境変数
OmiseGo SDKで現在利用できる環境変数。
下記を参照。
https://github.com/omisego/ewallet/blob/develop/docs/setup/env.md
一般
-
MIX_ENV
: どのアプリケーションの環境で走るかを指定。prod
はプロダクション用 -
BASE_URL
: ベースURLを指定 -
PORT
: アプリケーションのリッスンPORTを指定。 -
EWALET_SECRET_KEY
:データベースのデータを暗号化する暗号鍵 -
LOCAL_LEDGER_SECRET_KEY
:データベースのデータを暗号化する暗号鍵
Elixirを使って、下記の方法で秘密鍵を生成できる。
$ mix run -e "IO.puts Salty.SecretBox.generate_key()"
8I_xIED7p7ruxxM1vNiWzsud3DALk0cnpcAncC2YyMs
データベース
eWalletは、二つのDBにアクセス必要があり、一つは、eWallet自身、もうひとつはローカル台帳のために使われる。
下記の環境変数の設定が必要。
DATABASE_URL
LOCAL_LEDGER_DATABASE_URL
エラーレポート
いまのところ、eWalletは、Sentryのみ対応している。下記の環境変数にDSNを明記することができる。
※Sentryは、Rubyで使われるエラーログ収集に使うツール
SENTRY_DSN
残高キャッシュ
ローカル台帳は、計算スピードを高めるために、残高のキャッシュメカニズムを提供している。(100万件のトランザクションがある場合など)
この機能を有効にするために、BALANCE_CACHING_FREQUENCY
変数を設定し、それを介して、正しいcronスケジュールを設定する。
これは、完全に任意で、この設定なしでも、アプリケーションはうまく動く。
-
BALANCE_CACHING_FREQUENCY
:正しいcronスケジュール
例
- 毎分:
"* * * * *"
- 毎日午前2時:
"0 2 * * *"
- 毎週金曜午前5時:
"0 5 * * 5"
この機能が有効になっている場合、キャッシュストラテジーも指定することができる。
-
BALANCE_CACHING_STRATEGY
:もし新しいキャッシュ残高計算に、前回のキャッシュを使うのか、一からすべて再計算させるかを指定。
下記の戦略が可能。
-
since_beginning
:最初の時刻から再計算。 -
since_last_cached
:最後のキャッシュ残高を利用、それから発生した残高を追加し、新しいキャッシュ残高の結果として保存。
Eメール
パスワードを忘れまたは管理者を招待するためのEメールを有効にするため、下記の設定をする必要がある。
-
SMTP_HOST
:Eメールサーバ -
SMTP_PORT
:Eメールサーバポート -
SMTP_USER
:Eメールユーザ -
SMTP_PASSWORD
:Eメールパスワード
ファイルアップロード
-
FILE_STORAGE_ADAPTER
: (local|aws|gcs,デフォルトはローカル)
ファイルアップロード機能(プロファイルや口座のロゴ)のため、環境変数の指定が必要となる。
ローカルファイルストレージ
特にする必要はない、public/upload
の中にファイルが保存される。
Amazon S3
-
AWS_BUCKET
: S3バケット名 -
AWS_REGION
: バケットのリージョン -
AWS_ACCESS_KEY_ID
: AWSアクセスキー -
AWS_SECRET_ACCESS_KEY
: AWSシークレットキー
Google Cloud Storage
-
GCS_BUCKET
: GCSバケット -
GCS_CREDENTIALS
: GCS証明書を含むJSON