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はじめてのWebアプリを作ろう(1)-環境構築

Last updated at Posted at 2024-08-18

HTML・CSS・JavaScriptの基本を学び終えた初心者です。

学んだことを体系的に復習するため、いくつかWebアプリを作っていきます。
定番のToDoアプリを作成したのち、TypeScript・Reactを用いてアップグレードしていく予定です。

私と同じように基本を学び終え、「次なにしよう…」と迷っている方の一助となれば幸いです。

今回は環境構築について一部まとめます。

※プログラミング初学者がまとめている記事です。
温かい目で見守ってくださると嬉しいです:hugging:

前提条件

以下の環境で使用している前提でまとめていきます。

  • OS:Windows10 22H2 or Windows11
  • エディタ:Visual Studio Code
  • 仮想環境:Docker Desktop

1.Docker導入

仮想環境の構築については、すでに多くの先輩方が解説されているので、そちらの記事を参考にします。

まずはじめに、WSL2とDockerを導入します。

次に、VSCodeとDockerを連携するDevContainerを導入します。

これで、VSCodeとDockerの連携ができました。
仮想環境を使用して作業するときは、Docker Desktopを起動しておきます。

2.VSCodeからコンテナーで仮想環境を構築する

コードを保存するフォルダを開いたら、

  1. 左下の><(くの字のアイコン)をクリック
  2. 『新しい開発コンテナー』を選択
  3. 『Node.js & JavaScript』を選択

するとコンテナーの構築が始まります。
しばらく待つと左下に「開発コンテナー:…」と表示されるはずです。
この仮想環境には、Node.jsとJavaScriptがあらかじめインストールされています。

VSCodeのターミナルで、以下のコマンドを実行してみてください。

ターミナル
npm -v
node -v

それぞれバージョンが返ってくるか確認してください。

これで仮想環境の構築は完了です。

なぜ仮想環境を使うのか?

主にこれらのメリットがあります。

  • ローカルを汚さない。直接インストールしてしまうと、後々面倒なことになる
  • 複数台のPC・あるいは複数人で作業するとき、イメージを共有すれば同じ環境を簡単に整えられる
  • バージョンの差異によるエラーを予防できる

3.Node.js

今回はNode.jsのフレームワーク・Expressを使って開発するので、コマンドを実行してこれをインストールしていきます。

以下、Progateのこちらのページを参考にしています。

まず、npmの設定ファイルを生成します。

ターミナル
npm init --yes

するとフォルダ内にpackage.jsonが生成されます。

次に、Expressとejs、nodemonをインストールします。
nodemonを導入することで、ホットリロード(ファイルを書き換える度に、サーバーを再起動せずとも変更内容を反映すること)が可能になります。

ターミナル
npm install express ejs
npm install -g nodemon

これで開発環境を整えることができました。

4.サーバーを起動する

最後にサーバーを立ててみて、動作を確認します。

  • 作業フォルダ内に、ルーティング処理を記述する routes.js を作成する
  • 作業フォルダ内に、ビューファイルを置く views フォルダを作成する
  • viewsフォルダ内に、表示するページとなる index.ejs を作成する

それぞれに以下のコードを記述します。

index.ejs
<!DOCTYPE html>
<html>
    <head>
        <meta charset="utf-8">
        <title>Hello</title>
    </head>

    <body>
        <h1>Hello, world!<h1>
    </body>
</html>
routes.js
const express = require('express');
const app = express();
const port = 3000;

app.get('/', (req, res) => {
    res.render('index.ejs');
});

app.listen(port);

保存し、ターミナルで以下のコマンドを実行します。

ターミナル
node routes.js

実行すると、仮想環境上でサーバーが起動します。
デフォルトのブラウザから localhost:3000 にアクセスすればページが表示されます。

ターミナルにCtrl+Cを入力するとサーバーを終了できます。

環境構築は、ひとまずこれで完了です。

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