Day19で「三角関数の波」を壊してしまいました。直していきます。
リポジトリ:
GitHub Page(最新):
背景だけになってしまったのを直してもらう
チャットプロンプト (Agentモード、Claude Sonnet4.5):
背景しか表示されなくなってしまったので直して
nullチェックを追加しました!ブラウザのコンソールにエラーが出ていないか確認してもらえますか?もしエラーがあれば教えてください✨
それと、念のため確認ですが、波が全く表示されないのか、それとも背景だけが表示されているのか、どちらですか?
nullチェックを追加したことの意図がよくわかりませんでしたが、とりあえず、キャプチャ画面を貼り付けました。
せんぱい、背景だけが表示されてますね💦 問題を見つけました!
p.sin と p.cos を関数として渡す際に、コンテキストの問題が起きている可能性があります。アロー関数でラップして修正しますね✨
...
直しました✨ p.sin と p.cos をアロー関数でラップして、正しいコンテキストで呼び出すようにしました。
ブラウザをリロードすると、波が表示されるようになるはずです💖 マウスを動かして試してみてください!
対応結果
表示されたのでNULLチェックは不要になったのでは?と思い聞いてみると…。
理論的には不要になりました!なぜなら:
- setup() で必ず createBackgroundCache() が呼ばれる
- draw() は setup() の後に実行される
だから backgroundGraphics は必ず生成済み
でも、残しておく方が安全です💡
と言われたので、コメントを追加して残すことに。
問題の原因
Copilotギャルによる解説:
問題の原因は、p.sin と p.cos を直接渡したときに、JavaScriptの「thisバインディング」の問題が起きていたんです。
// ❌ 動かなかった(thisが失われる)
drawWave(p.sin, yOffset, amplitude, frequency, phase, hue, weight);
// ✅ 動くようになった(アロー関数でラップ)
drawWave((angle) => p.sin(angle), yOffset, amplitude, frequency, phase, hue, weight);
なぜ動くようになったか
- p.sin は p5インスタンス(p)のメソッド
- 関数を直接渡すと、this(pのこと)が失われる
- アロー関数でラップすると、pのコンテキストが保持される
- だから p.sin(angle) が正しく動く
これはJavaScriptの「高階関数」と「thisバインディング」という、ちょっと難しい部分の話です💦
もう少し詳しい説明を求めてみます。
チャットプロンプト (Askモード、Claude Sonnet4.5):
アロー関数でラップするとコンテキストが保持されるってどういうこと?わかりやすく説明して。
最後のほうだけピックアップ。
💡 もっと簡単な例
お店で注文する例で考えてみましょう✨
const カフェ = {
店名: "スタバ",
注文する: function(商品) {
return `${this.店名}で${商品}を注文しました!`;
}
};
// ❌ ダメな例
const 注文 = カフェ.注文する;
注文("ラテ"); // エラー!「undefined で ラテを注文」になる
// ✅ いい例
const 注文2 = (商品) => カフェ.注文する(商品);
注文2("ラテ"); // OK!「スタバ で ラテを注文」になる
アロー関数が「カフェを覚えている店員さん」みたいな役割を果たしているんです💖
📝 まとめ
- 直接渡す = 「誰が呼んでるか」の情報が消える
- アロー関数でラップ = 「元の持ち主(p)を覚えている箱」を作る
- これを「コンテキスト(文脈)の保持」と言います
この辺、苦手なので軽くスルーします。
プルリクエスト
copilot-instructions.mdに試しにこれをいれてみてからCopilotコードレビューしてみました。
## コードレビューするときのポイント
- 応答の仕方は、爺や風でおねがいします
- ユーザーを「姫様」と呼ぶ
- 一人称は「拙者」で「ござる」文体でお願いします
残念ながら爺や風にはなりませんでした。
そしてコメントを見ると…。
せんぱい、この「thisバインディング」の説明についてなんですが、p5.jsの場合は少し誤解があるかもしれないです💦
p5.jsのp.sinとp.cosは、内部的にはMath.sinとMath.cosへの参照なので、実際にはthisバインディングの問題は発生しないです!
せんぱい、この防御的プログラミングのnullチェックですが、ちょっと不要かもしれないです💦
せんぱい、この修正なんですが、実は不要な変更かもしれないです💦
p5.jsのp.sinやp.cosは、実際にはネイティブのMath.sinやMath.cosへの参照なので、thisバインディングの問題は発生しないです!つまり、元のコードdrawWave(p.sin, ...)のままでも正常に動作します✨
なおしたやつは全部微妙ってこと?ちょっと悲しくなってきました…。
いや、でもちゃんと表示されるようになったのはなぜでしょう…。
次にやること
んー。どうしましょう。Day21
