概要
LinuxでSwiftを試したいときにDockerを使うと簡単に環境が作れるのでメモしておく。
必要な環境
-
Dockerが動く環境
CentOSであれば7系以上が必要です。 -
Dockerがインストールされてる
当たり前ですがdockerをインストールしておきましょう。この辺をみればよいかと。
イメージのダウンロード
すでにDockerfileを作ってくれてる人がいるので、それを利用します。
このイメージのディストリビューションは、Ubuntu14.04になっています。
% docker pull swiftdocker/swift
ネット環境によりますが、5分もあればダウンロードしてこられます。
起動
ダウンロードができたら、次にダウンロードしたイメージを使ってコンテナを起動をします。
% docker run --privileged -i -t --name swiftfun swiftdocker/swift:latest /bin/bash
--name
のswiftfun
はてきとうに変えてもらってOKです。
起動後はシェルプロンプトが返ってくるので、Ctrl+p Ctrl+q
で抜けます。
ちなみに、この
Ctrl+p Ctrl+q
は「docker-1.10.0からデタッチキーが変更できるようになった」ここにあるように、事前に変えておくと幸せになれます。
CoreFoundationを読み込めるようにしておく
上記のイメージを使うと、CoreFoundationのパーミッションがrootしかreadableになってないので、以下のようにパーミッションを変えておいた方がいいです。
ログインしたコンテナの中で以下のようにパーミッションを変えておきましょう。
# chmod 644 /usr/lib/swift/CoreFoundation/*
Swiftを起動する
普通にパスが通ってるので、コマンドを実行すればOK。
# swift --version
Swift version 3.0 (swift-3.0-RELEASE)
Target: x86_64-unknown-linux-gnu
あとは煮るなり焼くなりしたら良いと思います!