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AWSは一度も触ったことがなかった監視・運用担当者がSAA-C03に合格するまで

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はじめに

自己紹介です。ITでの実務経験は、L1アラート監視とジョブスケジューラー(Control-M)の運用チームでの業務が中心で、AWSの実務経験はゼロの状態からのスタートでした。

そんな自分が2026年5月、AWS認定ソリューションアーキテクト – アソシエイト(SAA-C03)に742点で合格しました。この記事では、AWS未経験者がどう学習を進めたか、実際の流れをそのまま書き残しておきます。

学習の全体像

  • 使用教材:Ping-t(AWS クラウドプラクティショナー CLF-C02 無料問題 → AWS ソリューションアーキテクト アソシエイト SAA-C03 有料問題)
  • 学習期間:約2ヶ月半(問題演習)+ 直前2週間(模試)
  • 結果:SAA-C03 742点で合格(2026年5月)

Step1. CLF-C02の無料問題で用語に慣れる

最初からSAAの問題に取り組むと、AWS特有の用語(VPC、サブネット、IAMなど)でつまずいてしまうと考え、まずPing-tのAWS クラウドプラクティショナー(CLF-C02)の無料問題を1周しました。

目的はあくまで「AWSの基本用語に慣れること」だったので、ここは深追いせず、ざっと全体像をつかむ程度に留めました。

Step2. SAA-C03の有料問題で本格的に演習

CLFで用語に慣れた後、有料のAWS ソリューションアーキテクト – アソシエイト(SAA-C03)問題集に移行しました。ここからが本番です。進め方は以下の通りです。

①まず全分野を1周する

自由演習モードで、各分野をとにかく1周解きました。この段階の目的は「正解すること」ではなく、「どんな問題が、どんな形式で出るのか」を体感で把握することです。

②間違えた問題だけに絞って復習する

1周した後は、間違えた問題だけにフィルターをかけて解き直しました。間違えた問題は、必ず解説を読み込みます。それでも理解が浅いと感じた場合は、生成AIに質問して、自分の言葉で理解できるまで掘り下げるようにしていました。理解できたと感じたら次の問題に進む、という流れです。

これを繰り返して、正答率(ヒット率)を少しずつ上げていきました。

③ヒット率が5割を超えたら、正解済みの問題も混ぜる

ヒット率が半分を超えてきたあたりから、すでに正解した問題もフィルターに含めるように変更しました。理由は、間違えた問題ばかりを解き続けて新しい知識をインプットし続けると、過去に理解した内容を忘却曲線的に忘れてしまうためです。定期的に見直すことで、知識の定着を図りました。

④ヒット率8〜9割まで到達(ここまで約2ヶ月半)

この演習サイクルを繰り返し、ヒット率が8〜9割に達した時点で、試験まで残り2週間というタイミングになっていました。

スクリーンショット 2026-08-31 午前11.59.15.png

最終的な演習状況はヒット551、ミス29(ヒット率96%)、レベル16/40というところまで到達していました。ただし模試のスコアで見ると、82%の回もあれば88%の回もあり、4回とも90%を超えないまま本番を迎えました。

他のブログでも言われていますが、レベル20くらいまで到達できていれば、より安心感を持って本番に臨めるかと思います。

Step3. 直前2週間は模試に切り替え

本番の時間配分に慣れる必要があったため、直前2週間は演習モードから模試モードに切り替えました。模試では、正解・不正解を問わず、すべての問題の解説を読み直し、理解が本当に定着しているかを再確認しました。

これを合計4回繰り返し、本番に臨みました。

Ping-tと並行して行ったハンズオン

問題演習だけでなく、実際にAWSコンソールを触って手を動かした方が理解が深まると考え、以下の構成を実際に作成しました。

  • VPC
  • EC2
  • RDS
  • ALB(Application Load Balancer)
  • WAF

問題集の中の知識と、実際にコンソールで操作した経験がリンクすることで、単なる暗記ではなく「なぜこの設定が必要なのか」という理解につながったと感じています。

試験結果

742点で合格(2026年5月)

SAA_score_redacted.jpg

本番の試験内容は、Ping-tの問題とほぼ同じレベルのものが9割程度、少し短めで簡単な問題が1割程度、という体感でした。Ping-tでの演習が、本番の出題傾向とかなり近かったという印象です。

振り返って:もう一度学習するならこうする

CLF-C02の問題を完璧に理解するために、約50時間をかけました。ただ、実際にSAA-C03の問題を解き進める中でも、同じ用語への理解はさらに深まっていきます。振り返ってみると、CLFに時間をかけすぎず、もっと早い段階でSAA-C03の問題に取り掛かっても良かったと感じています。

これからAWS未経験からSAA取得を目指す方には、早く合格を目指したいならCLFはあくまで軽く用語に触れる程度に留めて、SAAの問題演習に早めに移行することをおすすめします。

実体験上、問題集はPing-tのみでも合格は可能です。ただ、もし試験まで時間に余裕があり不安が残るという方は、Udemyなどの他の問題集も併用して解いてみるとよいと思います。

学習期間について、一言

ネットで勉強方法や体験談を検索すると、「未経験から数週間で合格した」というような記事もよく見かけます。ただ、勉強にかけられる時間は、残業や子育てなど、その人の生活状況によって大きく変わるものだと思います。他の人のペースに振り回されず、少しずつでも着実に問題をこなしていけば、十分合格できるレベルの試験だと感じています。

おわりに

L1監視・ジョブスケジューラー運用というAWS実務ゼロの状態からでも、正しい反復学習とハンズオンの組み合わせで、約3ヶ月弱でSAA-C03に合格できました。次はAWS認定SysOpsアドミニストレーター – アソシエイト(SOA-C03)に向けて学習を進めています。その体験談もまた記事にしたいと思います。

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