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初めてのchrome拡張機能、qiitaのヘッダの色を変更

Last updated at Posted at 2019-12-12

前提知識

chrome拡張機能:chromeをカスタマイズできるものがある
javascript:拡張子js webページ操作に強いプログラミング言語
#やること
初めてchromeの拡張機能を作る人向け
例として、Qittaの派手な緑色をグレーに変更するためにクロームの拡張機能を作る

今回は自分で使うだけで公開設定はしない
本当に最低限の設定

これでQiita使っているのがぱっと見バレないね!!

google拡張機能色変更 (公開しました)

スクリーンショット 2019-12-13 1.24.07.png

流れ

  • 自分のPCにファイルを作る
    • ファイルにはhttps://qitta.com/がつくときにはcontent.jsを実行する用に設定するmanifest.json
    • 実行したい文を書いたcontent.js
  • chromeで読み込む

ファイル構成

src
 |- manifest.json
 |- content.js
ファイル名 解説
manifest.json chromeの拡張機能の設定ファイル
content.js 実行されるjsファイル

ファイル説明 manifest.json

manifest.json
{
  "manifest_version": 2,
  "name": "qitta_color",
  "version": "1.0.0",
  "content_scripts": [{
    "matches": ["https://qiita.com/*"],
    "js": [
      "content.js"
    ]
  }]
}

このファイルはchromeで読み込む際にgoogleが指定しているファイル。ファイル名を書き換えてはいけない。またjsonファイルにコメントアウトはできないので注意()

言葉 意味 どうすればいいか
manifest_version このファイルのバージョン 今の所 2でいいらしい
name 拡張機能の名前 好きに決めていい
version 拡張機能のバージョン アップデートときに増やす、最初は1とかでいい
content_script URLの指定とどのファイルを実行するか ワイルドカード使ってURLを指定、jsの方は自分で作ったファイル名(今回はcontent.js)

ファイル説明 content.js

content.js
window.onload = function() {
     document.getElementsByClassName('st-Header').item(0).style.backgroundColor = '#808080';
};

実行したいjavascriptのファイル
追記2022.8
(qiitaの仕様変更でこれでは色が変わらなくなった)
(要素は自動で取得できると良いが、今回は本質ではないので省略)
すごいざっくり説明するからあんまり参考しないほうがいい

言葉 意味
window.onload ページが読み込まれたときに実行
docoment.getE.....('st-Header') st-Hederとclass宣言されているものを取得
item(0) 取得したのの最初を参照
style スタイル
backgroundcolor 背景色 ここをcolorとかにすると文字色が変わる
#808080 グレーのカラーコード

今回はクラス設定されていると色変更なのでこう

Id設定されている時は

document.getElementById('st-Header').style.backgroundColor = '#808080';

javascriptは chromeで 右クリック 検証 console で行うことができる
HTMLとCSSの構成も見ることができる
詳しくは「chrome 検証」でgoogle検索

スクリーンショット 2019-12-13 1.34.22.png

読み込み方

URLにこれを入れるか 設定から拡張機能のところに行く(httpsをつけるといかないので注意)
chrome://extensions/

スクリーンショット 2019-12-12 22.01.57.png

パッケージ化されていない拡張機能を読み込むを押して
srcという名前のフォルダを開けば追加される。

スクリーンショット 2019-12-13 1.23.05.png

こんな感じ

スクリーンショット 2019-12-13 1.24.07.png

Qittaにアクセスする 無事グレーになっている
他のところをもっと変えたかったらjsのファイルに追加していくのがよい、今回はわかりやすさ重視でこれだけにした

参考

https://qiita.com/mdstoy/items/9866544e37987337dc79
https://qiita.com/RyBB/items/32b2a7b879f21b3edefc
もっと細かく作り込みたいならこの辺りを見るのがよいと思います。参考になりました

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