Vimの可能性はすごい
みなさん、初めまして。
エンジニアのエディター論争でいつもトップを争うVimですが、初めて2年ほど経ちますがまだまだ初心者の域を出れません。
意識的にVimのショートカットを覚えようとしたところ、生産性が爆上がりしたので得られたTipsを共有したいと思います!
1. 改行の削除 (数字 -> g -> Shift + j)
例えば、縦に並んだa,b,c,d,e,の文字を1行に収めたいとします。
Vimだとaの直前にCursorを持っていき、5 -> g -> J
です。
スタート
a,
b,
c,
d,
e,
目標
a,b,c,d,e,
2. 他のファイルに行をコピー ( yy -> :e FILE_PATH -> p )
1で得られたa,b,c,d,e
を別のファイルにコピーさせるとします。
Vimだと、a.pyの中でyy -> :e ./b.py -> p
で完了です
a,b,c,d,e,
a,b,c,d,e,
3. 大文字->小文字変換 小文字->大文字変換 (guu, gUU)
1行のみの場合は、guu (Upper->Lower) gUU(Lower->Upper)
複数行は3guuや3gUUのように行数を先頭につけることで可能
または、
Visual Modeでu(Upper -> Lower) U(Lower->Upper)
a,b,c,d,e,
A,B,C,D,E,f
4. Yankの更なる使い方 (yw, y2w, y$)
公式Document
今までyankはyyのみしか使っていませんでしたが、
削除のdと同様に、
y$, yw, y3wといった使い方ができることを知りました。
a b c d e
下のようにa b c dの4つの文字を削除する際には、
aの手前にカーソルを持っていき、4dwや4ywでコピー、削除が可能です。
e
下のようにb c d eの4つの文字を削除する際には、
bの手前にカーソルを持っていき、d\$ or Dやy\$でコピー、削除が可能です。
a
5. Bufferのもろもろ
2に関連してなのですが、
ファイルを開いたり閉じたりする必要なく、
Vimで別のファイルを開くことができます.
詳しくは公式のBuffer Documentを参照ください!
別のFileに飛んだ際に、元々のBufferを自動保存する方法
:set autowrite
Vimを出ることなく、今のBufferから退出する方法
:bd
来月はここのFeatured Tipsを読み進めたいと思います。