はじめに
プログラミングを学び始めて少し経つと、さまざまなIT用語やサービス名耳にするようになりますよね。その中でも、ビジネスの現場でよく耳にするのが 「Salesforce(セールスフォース)」 という名前です。
「名前は聞いたことあるけど、AWSみたいなインフラサービスなの?」
「エクセルでの顧客管理と何が違うの?」
今回は、テック業界の全体像を掴み始めた初心者の視点で、Salesforceの正体をざっくりと紐解いていきたいと思います!
1. Salesforceを一言でいうと?
Salesforceとは、一言で言うと「ビジネス用の超高機能な顧客管理システム(SaaS)」です。
企業が「どんなお客さんと、いつ、どんな商談をして、どんな問い合わせをもらったのか」という大切な情報を一ヶ所に集約し、営業・マーケティング・サポートなどのチーム全員で共有・連携するためのクラウドサービスです。
2. 【例えてみた】Salesforceの正体
イメージしやすいように、身近なものに例えてみましょう。
Salesforceの正体は、「最初から棚やレジ、顧客台帳が完璧に揃っている『超巨大なカスタム可能なレンタル店舗(またはオフィスビル)』」のようなものです。
自社でゼロからシステムを作る場合
土地を買って、柱を立てて、壁を塗って…と、膨大な時間と手間がかかります(オンプレミスに近いイメージ)。
Salesforceを使う場合
すでにビジネスに必要な「お店(機能)」の土台がクラウド上に用意されています。自社に合わせて壁の色を変えたり、棚の配置を変えたり(ノーコード/ローコードでのカスタマイズ)するだけで、すぐに営業活動をスタートできます。
3. Salesforceの中にある「お部屋(主な製品)」たち
Salesforceは一つの機能だけではなく、ビジネスの目的に合わせたさまざまな「お部屋(サービス)」を持っています。
Sales Cloud(セールス・クラウド)
営業支援(SFA)。見込み客の発掘から商談の進捗、売上の予測までを可視化します。
Service Cloud(サービス・クラウド)
カスタマーサポート。お客さんからの問い合わせや過去のトラブル履歴を一元管理します。
Marketing Cloud(マーケティング・クラウド)
マーケティング。大量のメール配信やキャンペーンの自動化をサポートします。
4. よく混同する「AWS」との決定的な違い
初心者の頃によく迷うのが、「AWS」などのクラウドインフラとの違いです。ここを整理しておくとスッキリします。
AWS(Amazon Web Services)
システムを動かすための「土台・土地・インフラ」。一から家を建ためのコンクリートや柱。
Salesforce
すでにビジネスに使える「完成された建物・アプリ(SaaS)」。
AWSが「システムを作るための巨大な部品箱」であるのに対し、Salesforceは「ビジネスの現場でそのまま使うアプリケーション」という違いがあります。実際には、AWSのインフラの上でSalesforceのデータが連携されるなど、組み合わせて使われることも多いです。
5. まとめ
今回は、ビジネスプラットフォームの巨人「Salesforce」についてざっくり解説してみました。
Salesforceは、企業の営業や顧客管理を効率化する「完成されたクラウド型アプリ(SaaS)」。
一からサーバーを立てる必要がなく、自社の業務に合わせて柔軟にカスタマイズできるのが強み。
AWSなどの「インフラ」とは役割が異なり、ビジネスの現場で直接使われるツール。
エンジニアとして「企業がどんなシステムでお金を稼ぎ、どう業務を回しているのか」を知るうえでも、知っておいて損はない強力なプラットフォームです。
これからも、初心者の目線で気になるITトポックスを調べてアウトプットしていきたいと思います!