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マウスは甘え!?「Vimって何?」から始める、恐怖と魅惑のテキストエディタ入門

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エンジニア界隈を少し覗くと、定期的に聞こえてくる**「Vim(ヴィム)」という単語。
そして、それに付随する
「Vim 終了できない」**という謎の悲鳴……。

「Vimって一体なんなの?」「なんでみんな終了できずにパニックになってるの?」
今回は、そんなVim未経験の方向けに、この恐ろしくも魅力的なエディタの正体をざっくり解説します!

そもそもVimとは?

一言でいうと、**「マウスを一切使わず、キーボードだけで爆速操作することに特化したテキストエディタ」**です。

Windowsの「メモ帳」や、Macの「テキストエディット」、あるいは「VS Code」の仲間ですが、最大の違いはマウスの存在を全力で否定している点にあります。

コードを書く、文字を消す、行をコピーする、ファイルの先頭に戻る……。
これらすべてをキーボードの「ショートカットキー(コマンド)」だけで行います。

なぜエンジニアはVimを使うのか?

「マウス使えばよくない?」と思うかもしれませんが、Vimを愛してやまない「Vimmer(ヴィマー)」たちは以下の理由でVimを使っています。

  • タイピングと思考が直結する(爆速)
    マウスに手を伸ばす0.5秒すら惜しい。すべての操作がホームポジションから手を動かさずに完結するため、慣れるとタイピングの速度でコードの編集ができるようになります。
  • どのサーバーにも最初から入っている
    仕事でLinuxなどのサーバーに入って設定ファイルをいじるとき、グラフィカルな画面(GUI)は使えません。黒い画面(ターミナル)で作業する際、Vimはほぼ100%最初からインストールされているため、息をするようにVimが使えると非常に重宝します。
  • なんかハッカーっぽくてカッコいい
    (※個人の感想です)カタカタカタッ…ターン!と黒い画面を操作する姿は、ロマンがあります。

初心者殺しのトラップ:Vimには「モード」がある

Vimを開いて最初に絶望するのは、**「キーボードを叩いても文字が入力できない」**という現象です。
Vimには大きく分けて2つの「モード」が存在します。

  1. ノーマルモード(初期状態)
    文字を「入力」するのではなく、カーソルを移動したり、文字を消したり、コピペしたりする「コマンド」を受け付けるモードです。この状態で「a」や「d」を押しても、文字は入力されず謎の動作を引き起こします。
  2. インサートモード(入力モード)
    ここで初めて、いつものメモ帳のように文字が打てるようになります。ノーマルモードから i (insert)キーなどを押すと、このモードに入れます。

迷い込んだらこれだけは打て!「脱出コマンド」

間違えてVimの画面を開いてしまい、文字も打てないし「×」ボタンもない!とパニックになったら、以下の魔法の呪文を唱えてください。

# まずは「Escキー」を連打してノーマルモードに戻る
# その後、以下を入力してEnter

:q!  (保存せずに強制終了)

これさえ覚えておけば、Vimはもう怖くありません。

おわりに
最初は操作を覚えるのが自転車の練習のように大変ですが、一度指が覚えてしまうと二度とマウスには戻れなくなる……それがVimの恐ろしい魅力です。

「ちょっとマウス操作面倒だな」と感じるようになったら、あなたもVimmerの素質があるかもしれません。
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