作業中に「別の作業を始めたい」「今の変更を一時的に保存したい」と思ったことはありませんか?そんな時に便利なのが、Gitの「stash(スタッシュ)」機能です。この機能を使うと、作業途中の変更を失うことなく、後で簡単に再開できます。この記事では、初心者向けに、stash機能を使いこなすための基本的なコマンドを4つに絞って紹介します。この方法を覚えれば、作業効率が格段にアップしますよ!
git stashのな使い方
1. 変更をstashに保存する
作業中の変更を保存するには、git stash コマンドを使います。これだけでも保存できますが、覚えておくと便利なのは、push オプションです。
例えば、開発途中の変更を保存する場合はこんな感じ:
git stash push -m "開発途中"
-mをつけることでメッセージを添えて一時的に退避することが出来ます。不要な方は
git stash push
だけでOKです。
そして、特定のファイルだけを一時保存したい場合は、次のようにします
git stash push -- <ファイル名>
例えば、途中で変更が混ざってしまった場合などによく使います。個人的にはこれが最もよく使うコマンドです!
2. 保存したstashの一覧を確認する
これまで保存したstashの内容を確認したいときは、以下のコマンドで一覧表示できます:
git stash list
これで、どんなstashがあるか一目でわかります。
3. 保存したstashを戻す(適用)&削除する
保存したstashを作業に戻すときは、git stash pop を使います。このコマンドは、stashを適用すると同時に削除してくれるので便利です
git stash pop
もし特定のstashだけを適用したい場合は、次のように指定します:
git stash pop stash@{0}
stash@{0}
の部分は、git stash list
で確認した番号を使います。
4. 不要なstashを削除する
不要なstashを削除するには、以下のコマンドを使います
git stash drop
特定のstashだけを削除したい場合は、番号を指定して削除します
git stash drop stash@{0}
これで、整理整頓もバッチリです!