7
7

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?

HTMLで作った画面をFigmaにインポートする方法

Last updated at Posted at 2024-06-06

ChatGPTを使えばモックを簡単に作れるというネット情報を見て、ChatGPTでBootstrapを使ったHTMLのモックを作ってみる - QiitaChatGPTを使ってDockerコンテナでNext.jsのモックを動かす - Qiitaをこれまでやってみました。

顧客から伺った要望を基にChatGPTでHTMLのモックを作った後、「チーム内で意見をもらって更新」したり「顧客に確認してもらって意見をもらってブラッシュアップしたい」こともあります。

そんな時は、作ったHTMLファイルをFigmaに取り込んで共有し、みんなで更新できるようすると便利そうです。
そこで、「HTMLファイル」を「html.to.design」で「Figma」に取り込んでみました。

HTMLで作った画面をFigmaにインポートする方法

Figmaは、ブラウザ上のみで使用しています。初めてFigmaを使うときは以下の記事が参考になります。

①HTMLファイルを作成する

今回は、ChatGPTでBootstrapを使ったHTMLのモックを作ってみる で作った「ファイルアップロード画面のHTML」を使用します。
ChatGPTが出力したHTMLをローカルの任意の場所にHTMLファイルとして保存します(ファイル名は任意)。

②Chrome拡張機能「html.to.design」を設定する

  1. Chrome ウェブストア をChromeで表示する
  2. 検索ボックスに「html.to.design」を入力し「html.to.design」のChrome拡張機能を検索して表示 > [Chromeへ追加]ボタンを押下して拡張機能を追加する
    • a.gif
  3. Chromeのメニューに追加された「html.to.design」アイコンを右クリック > [拡張機能を管理]から管理画面を開く
    • image.png
  4. 「ファイルの URL へのアクセスを許可する」を「ON」にする
    • image.png
    • この設定を忘れるとローカルファイルから「html.to.design」用のファイルを出力する際に以下のメッセージが表示されて出力できない
      • Allow access to file URLs authorization is necessary for local files, please enable it in extension settings

③Chrome拡張機能「html.to.design」でFigmaに取り込むファイルを作成する

  1. ①で作成したHTMLファイルをChromeで表示する
  2. Chromeのメニューに追加された「html.to.design」アイコンをクリック
  3. [Full page]ボタンを押下してFigmaに取り込むファイル(.h2d)を任意の場所にダウンロードする

a.gif

④Figmaに「html.to.design」でファイルをインポートする

Figmaのプラグインであるhtml.to.design - Convert websites to Figma designs | Figmaを使用します。

  1. Figmaをブラウザで開く > [+ Design file]ボタンから新規作成画面を表示する
    • image.png
  2. メニューの[Resources] > 検索ボックスに「html.to.design」を入力して検索 > [html.to.design - Convert websites to Figma]を選択してポップアップを開く
  3. ポップアップのファイルアップロード欄に③でダウンロードしたファイル(.h2d)をアップロードする
  4. [Go]ボタンで取り込むとHTMLファイルで作った画面がFigmaに取り込まれる
  5. 微妙に表示が崩れているところは、手動で整えて完了

a.gif

おまけ

取込時のオプションを変えるとどうなるかを試して、並べてみました。
image.png

「html.to.design」は無料版の場合、1か月に12回までしかインポートできないのでどんどん試しているとインポートできなくなるのでご注意ください。

Try html.to.design with 12 free imports a month to discover the difference it can make in your design workflow.
What is html.to.design?

7
7
0

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
7
7

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?