はじめに
これはAdvent Calendar 2020の資格試験攻略 3日目の記事です。
この記事の対象者
- 情報処理技術者試験についてどのようなものか理解している人
- 応用情報技術者試験に合格している人
- 情報セキュリティに興味のある人
情報処理安全確保支援士試験とは
- 情報セキュリティについての資格(前セキュリティスペシャリスト試験)です
- 合格後、登録することで「情報処理安全確保支援士」と名乗ることが出来ます
- 情報処理技術者試験で唯一の国家資格で、士業となります
- 登録には維持費が掛かり、登録せずにおくことも可能です
- 詳細はIPAの公式サイトをご覧ください
私が取り組んだ勉強法
全体的にアウトプット多めの過去問演習が中心です。
過去問は4年分(8回分)解きました。
午前対策
午前I(50分/四肢択一)
- 応用情報技術者試験ドットコムを利用しました。(※高度試験・支援士試験の午前Iは応用情報の午前問題から抜粋されるためです)
- 前半は過去問を印刷し、後半はスマホでポチポチ過去問道場をこなしていました。
- ※応用情報技術者試験、または他の高度試験に合格して2年以内の場合は免除となります。
午前II(40分/四肢択一)
- まず、情報処理教科書 情報処理安全確保支援士で支援士についての全般的なセキュリティの知識を頭に軽く入れました。
- また、情報処理安全確保支援士ドットコムを利用しました。勉強方法としては午前Iと同じ流れです。
- 午前Iに比べて問題数が少ないので勉強時間も少なく済むと思います。
午後対策
- 基本的には問題用紙を印刷(※IPA公式サイトにあります)して過去問を解く→理解出来なかったところを見直す という流れです。そのため解説本(絶対わかる情報処理安全確保支援士 / 情報処理安全確保支援士「専門知識+午後問題」の重点対策 (重点対策シリーズ)など)を購入して学習しました。
- 問題文を読む中で気になったところに下線を引いたり、怪しいところを囲ったり、図で頭を整理したりしながら解くと問題文を読み直す手間が省けるのでオススメです。
- 自己採点するときも、考え方の間違いや、知らない単語についても問題用紙に直接書き込んで理解を深めました。
午後I(90分/記述式)
- 3問中2問を選択します。セキュアプログラミングが出題されることが多いので、それが得意かそうでないかが選択基準となります。私は苦手なので必然的にそれ以外の問題を解いていました。
午後II(120分/記述式)
- 2問中1問を選択します。練習では両方解いていましたが、本番の問題選定では勘で行きました。部分点が狙えそうだとか、穴埋め問題が簡単そうだとかそういう理由です。
他使用した書籍・サイト
- ポケットスタディ 情報処理安全確保支援士 (情報処理技術者試験)
- 持ち運びに便利で、情報がコンパクトにまとまっているので、直前の追い込みに使用しました。
- 情報処理安全確保支援士 -SE娘の剣-
- セキュリティに関する記事が分野別にまとまっていて、解説も分かりやすかったため教科書と併用して使用しました。また、ブログ形式なのでスマホでも勉強ができるのでオススメです。
結果(※2回目の受験で合格しました)
区分 | 点数 |
---|---|
午前I | 免除 |
午前II | 96.00点 |
午後I | 79点 |
午後II | 61点 |
偉そうに言っておいて、結構ギリギリでした。。。 |
おまけ
- 会場によっては時計がない場合もあるので、腕時計を忘れないようにしましょう(持ち物規定には受験票に記載されています)
- 昼食は予めコンビニ等で買っておくと休憩時間中に復習等が出来て無駄がないです
- あなたの合格を祈っています!