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Youtubeの360度動画用画像をPOV-Rayでレンダリングする

Last updated at Posted at 2016-01-18

結果

YoutubeにPOV-Rayでレンダリングした360度用の動画をアップロードしました。

POV-Rayでレンダリングした360度用動画
(画像をクリックでYoutubeの動画へジャンプします)

使用環境

  • Mac OS X 10.9.5
  • POV-Ray 3.7
  • Blender 2.76 ※記事中では触れません
  • 360 Video Metadata Tool

やり方

要約すると以下の手順で行いました。
1. POV-Rayシーンの既述&レンダリング
2. 動画を作成(今回はBlenderを利用)
3. 360 Metadata Toolで360度動画のメタデータ埋め込み
4. Youtubeへアップロード

Pov-Rayでシーンの既述&レンダリング

任意のシーンを既述し、cameraの設定を以下のようにするだけです。

camera{
    spherical 
    angle 360 180
}

レンダリングする画像の解像度はYoutubeの推奨

アスペクト比が 16:9 になるようにつなぎ合わせた動画を 4K(3840x2160)の解像度でアップロードすることをおすすめします。

にしたがって、3840x2160でレンダリングしました。

宣伝

MacのPov-Ray環境にはGUIがなかったのでSublime-text用のパッケージを作成しました。よろしければご利用ください。
[POV-Ray][SublimeText2]SublimeText用POV-Rayパッケージを作成しました

動画を作成

お好きなソフトウェアで動画にしてください。解像度は上記のように4K(3840x2160)にします。このとき、アップロードする動画の推奨エンコード設定に従ってmp4形式(h.264)の動画にしました。また、mp4でないと次の360 Metadata Toolで選択することができませんでした。

メタデータ埋め込み

360 Metadata Toolを360 度動画のアップロードからダウンロードしました。
起動後、動画を指定し「Spherical」のチェックボックスにチェックをしたらセーブすれば準備完了です。
360_metadata_tool.png

出来上がった動画をYoutubeへアップロードして、完了です。

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