#結果
YoutubeにPOV-Rayでレンダリングした360度用の動画をアップロードしました。
#使用環境
- Mac OS X 10.9.5
- POV-Ray 3.7
- Blender 2.76 ※記事中では触れません
- 360 Video Metadata Tool
#やり方
要約すると以下の手順で行いました。
- POV-Rayシーンの既述&レンダリング
- 動画を作成(今回はBlenderを利用)
- 360 Metadata Toolで360度動画のメタデータ埋め込み
- Youtubeへアップロード
Pov-Rayでシーンの既述&レンダリング
任意のシーンを既述し、cameraの設定を以下のようにするだけです。
camera{
spherical
angle 360 180
}
レンダリングする画像の解像度はYoutubeの推奨
アスペクト比が 16:9 になるようにつなぎ合わせた動画を 4K(3840x2160)の解像度でアップロードすることをおすすめします。
にしたがって、3840x2160でレンダリングしました。
宣伝
MacのPov-Ray環境にはGUIがなかったのでSublime-text用のパッケージを作成しました。よろしければご利用ください。
[POV-Ray][SublimeText2]SublimeText用POV-Rayパッケージを作成しました
動画を作成
お好きなソフトウェアで動画にしてください。解像度は上記のように4K(3840x2160)にします。このとき、アップロードする動画の推奨エンコード設定に従ってmp4形式(h.264)の動画にしました。また、mp4でないと次の360 Metadata Toolで選択することができませんでした。
メタデータ埋め込み
360 Metadata Toolを360 度動画のアップロードからダウンロードしました。
起動後、動画を指定し「Spherical」のチェックボックスにチェックをしたらセーブすれば準備完了です。
出来上がった動画をYoutubeへアップロードして、完了です。