はじめに
こんにちは。MIERUNEでデザイナーをやっております加藤です。
みなさん、フォント使ってますか？
パソコンに内蔵されているフォントでも十分といえばそれまでなのですが、
どうせならもっとこだわりたい！ でもどれを使えばいいかわからない…
という方のために、おすすめ最新フリーフォントを厳選しました！
LINE Seed
LINEとFontworks社などが共同開発したコーポレートフォントです。
シンプル＆モダンでありつつ、角をやや丸く処理しているなど
堅実でありつつ、柔らかさもある「剛柔兼ね備えた」書体と言えるでしょう。
視認性もとても良いので、特にスライドなどで効果を発揮できそうです。
やや気になる点としては、太さのバリエーションが
Thin, Regular, Bold, ExtraBold の4種類ということ。
RegularとBoldの間の太さ（Medium）があると
さらに使い所が広がりそう。今後の展開に期待です。
おすすめポイント
シンプル＆モダンで使いやすい
気になるポイント
太さのバリエーションがやや少ない
IBM Plex
続いてもコーポレートフォントで、IBMが開発したフォントです。
こちらはなんとオープンソース化されており、GitHubで公開されています。
モダンなフォントで太さはなんと8種類もあり、
スライドや文章など幅広いシーンで使用できそうです。
またこの書体の大きな特徴とも言えるのが、インキトラップと言われる
印刷時に文字の「にじみ」を防ぐために施された文字の加工を
デザインに取り入れていることです。
この特徴は特色でもありクセでもあるので、好き嫌いが分かれるかもしれません。
おすすめポイント
太さのバリエーションが豊富で使いやすい
気になるポイント
デザインに少しクセがある
ZEN丸ゴシック
最後に丸ゴシックの紹介をします。
書体デザイナー・大平善道さんが開発されたフォントです。
丸ゴシックはどうしても安っぽいイメージになりがちですが、
このフォントは、柔らかな雰囲気を保ちながら品性を感じられる名作（だと個人的には思っています）。
Macには筑紫丸ゴシックが標準搭載されており、そちらの書体も名作なのですが
ぜひ「ZEN丸ゴシック」もダウンロードしていただきたいです。
丸ゴシックということで使い所はある程度限られてしまうかもしれませんが、
プレゼンのスライドや、柔らかめの内容を伝えるときに重宝できそうです。
おすすめポイント
柔らかでありながら、品性のあるフォルム
気になるポイント
かっちりしたところでは使いづらいかも
まとめ
いかがだったでしょうか？
今回紹介したもの以外にも、無料・有料のものを含めて
膨大な種類のフォントが存在します。
ぜひ資料に合ったフォントや、自分のお気に入りのフォントを探してみてください！
無料フォントを探すなら Google Fonts（今回紹介したフォントもDLできます）
Adobeを契約しているならAdobe Fontsもオススメ