macOS 10.12の新機能
Siriが使えるようになったり、デスクトップをiCloudで同期してくれたり、滅多に使わないファイルをiCloudに退避してくれたりと細かな機能の追加がありますが、いずれも使わない人は使わない感じですね。
iCloud絡みの機能は、ストレージの無料枠を使ってしまうのが勿体無いし...。
ちなみに、Sierraにアップデートすると新機能を使うかどうか確認してくれるので、いつの間にかiCloudの無料枠が...!?ってことはありません。新機能を使うと、どれくらいのファイルサイズになるかも表示されます。
AppleWatchのユーザだけの便利機能
AppleWatchを持ってる人には、これだけでSierraにアップデートしたくなる機能があります。
「Macがスリープなどでロックされていても、ユーザがパスコード解除されたAppleWatchを使用していれば、自動的にパスワードが解除される」というものです。
設定方法
システム環境設定から「セキュリティとプライバシー」を選択します。
一般タブにある「Apple WatchでこのMacのロックを解除できるようにする」にチェックをします。
この機能は、Apple IDの2ファクタ認証(いわゆる2段階認証)が有効になっていないと使用できません。有効にするように促されるので、設定しましょう。
使用感
Macを開いたときなど、いつもならパスワード入力が求められるタイミングでAppleWatchが「ブルッ」ときます。
その速さは、パスワード入力画面が表示されることなく「ブルッ」た時には、デスクトップが表示されているレベルなので、Sierraを使ってる感をMacを使うたびに感じられます。
デメリット
今後はもしかしたら、2ファクタ認証が面倒に感じられるかもしれません。
まだ、経験はしてませんが、IDとパスワード以外に、6桁の番号を入力することになるようです。