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Excel PowerQueryのすゝめ

Last updated at Posted at 2022-11-23

ネ申

JTCに横行する闇、VBA。
VBAや複雑怪奇な関数を叩き込んだExcelブックを生み出し、局所最適を図る人々。
日本ではこういった人々をExcelネ申と呼ぶ。

モダンExcel

この記事に感銘を受けて、執筆することにしました。
伝えたい事が全て書かれている気がするものの、実務で感じた私の思いの丈を記載する事とする。

つまづくシーン

便利なPowerQuery、いざ使ってみると実務では頭を抱えるシーンも多い。
ずらずらと書いてみると、

  • データが揃わない

    • 実務では個人管理のデータが多すぎたり、補完方法が定まっていない事が多い。
      - いわゆるデータのサイロ化
  • 手に入ったデータもいわゆるネ申資料

    • Ver.管理が意味不明(Git?? SVNすら聞いたことない。)
    • 形式がコロコロ変わる紙のようなエクセル帳票
    • 形式が揃ってないならまだしも、糞VBAがくっついてたりする。
    • というかPPTにテキストボックスだったりもする。
  • テーブル(風)データでも頭を抱える

    • なんのために作ったか分からない列(変数)
      • 巷では巻物と呼ぶ。
    • 整然データになってない(よくあるのは、年度ごとにピポット化されたデータ)。
      • もはやIT系の部門でもないと整然データなんて言っても無駄。
  • 切り口が定まらない。

    • データはあるが、何が欲しいか明確でない。
      • 要件定義だいじ。

上記の様な状況ではETL(抽出・変換・書出し)がうまく行かず可視化や分析といった次のステップへ進めないため、工夫や断捨離が必要となる。

じゃ、どうすればいいのさ

  • データの準備フェーズ

    • 入力にブレが生じにくく、分析しやすい入力フォーマットを配布する。
      • Webサービス(Officeしか使えないなら、SharePointのリストなど)
      • Excelフォーマット(テーブル化や入力規則)
  • ETL・分析フェーズ

    • ヒアリングを頻繁に行い、アウトプットを明確にする。
      • 手戻りを防ぐため
      • アウトプットが明確なら、インプット(変数やER)も定義しやすい。

最後に

結局のところ、効率的なやり方も導入するまでの壁がいっぱいある。
くじけない心が一番だいじ。

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