はじめに
皆さんTyporaエディタ使っていますでしょうか。
Markdownエディタでありながら、段落などの文章構造が見たまま反映されていく機能(WYSIWYG(ウィジウィグ))が備わったシンプルかつ高機能なエディタです。
しかしながら、リリースから相当時間のたった現在でもtyporaはbeta版として更新を続けており、いまだにfile treeに関してはお世辞にも扱いやすいとは言えません。
難点としては例えば
- tab機能がなく、複数ファイルを開くことができない
- file tree上で矢印キーが効かないので、いちいちマウスに手を伸ばす必要がある
- file treeはファイルの並び替えができず、大量のファイルがあると、目的のファイルを探すのに苦労する
などが挙げられます。
そこで、typora以外の機能と併用することによって、これらの難点をなるべく回避する方法を紹介します。
目次
1.複数の文章を同時に開きたい(Mac版)
2.複数の文章を同時に開きたい(Windows版)
3.[file treeをなんとかしたい](#3-file treeをなんとかしたい(Mac版))
#1.複数の文章を同時に開きたい(Mac版)
システム環境設定→Dock→書類を開くときはタブで開く
を「常に」に設定しておきましょう。
typora以外のアプリにも適用されてしまいますが、慣れれば便利です。
#2.複数の文章を同時に開きたい(Windows版)
window tabsをインストールしましょう。
https://github.com/mauricef/WindowTabs
#3.file treeをなんとかしたい(Mac版)
本末転倒のようですが、そもそもtypora上でファイルを選択するのを辞めれば解決します。ファイル選択はFinderから行いましょう。
まず、何かのマークダウンファイル(.md)の「情報を見る」から、「このアプリケーションで開く」の設定でtyporaを選択します。
同時に「すべてを変更...」に関しても有効にしておきます。
Macはcommand + tabでアプリを即座に切り替える機能があるので、複数アプリを横断するような使い方もそれほど苦ではないのです。
また、サイドバーも必然的に使用しなくなるので、画面も広く有効に活用でき、ファイルの並び替えに関しても気にしなくて良くなります。
おわりに
可能な限りストレスを感じずにtyporaを使用する方法を紹介しました。今後もtypora活用のコツを紹介していこうと思います。