プチDXコンテスト2022に応募しよう!
まずはkintone・obniz・MESHの3製品を連携させるところに挑戦しました!
環境
- kintone(お試し版アカウント)
- obniz Board 1Y(obnizOSバージョン3.5.0)
- MESH温度湿度センサー(バージョン1.2.5)
- Visual Studio Code
やったこと
主にコンテストページにリンクのあるこの記事を参考に進めました。いくつかつまづいた点があったので、順を追ってご説明します!
(1)kintoneの準備をします
-
kintoneのお試し版アカウント作成
コンテストページでは開発者ライセンスを取得することが推奨されていましたが、ライセンス取得に必要なcybozu developer networkアカウント作成ページがサーバエラーで開けませんでした…
そこで、cybozu developer networkアカウントがなくても作れる30日間利用できる無料アカウントを利用することにしました。 -
アプリ作成
記事記載のやり方でうまくいきます。
(2)MESHブロックの準備をします
-
Windows版MESHアプリダウンロード
64bit版をダウンロードしました。 -
MESHとPCをBluetooth接続できるか確認
Windows版MESHアプリの指示通りに進めればOKです。MESHを電源につなぐことをお忘れなく!
(3)obnizの準備をします
-
obnizの設定をする
wi-fi接続や開発者コンソールへのアクセスは、obniz付属の説明書を参考にしました。 -
node.jsのインストール
以下コマンドを打つ前にインストールする必要があります。 -
ライブラリのインストール
記事記載の以下コマンドを、Visual Studio Codeのターミナルで実行しました。
npm install obniz@3.23.0 @kintone/rest-api-client
- プログラムの作成
thermohygrometer.jsというファイルを作成し、その中に記事記載のコードをコピペしました。
ちなみに、Config部分は以下のように書くとうまくいきます。
const Config = {
kintone: {
apiToken: "kintoneのAPIトークンをコピペ",
baseUrl: "https://サブドメイン.cybozu.com",
appId: 5 //https://サブドメイン.cybozu.com/k/n ←nに当たる数字を入力
},
obnizId: "nnnn-nnnn",
};
困ったこと
MESHとobnizが接続されない
原因①:バージョン間違い
- MESHのバージョンは1.2.5以降である必要がありますが、手持ちのMESHのバージョンは1.1.6でした
- MESHのUpdateについては、Windows版アプリではできないようです(2022年11月時点)
- そのため、iOSのMESHアプリをダウンロードしたうえでiPhoneとBluetooth接続し、この記事を参考にバージョンを1.2.5にアップデートしました。
原因②:MESHには1台ずつしかBluetooth接続できない
- コンソールに以下メッセージが表示された後、1分以上表示が更新されない場合は、他端末がMESHとBluetooth接続していないかどうかを確認し、切断したうえで再実行してください
2022-11-18T05:07:56.214Z program start
2022-11-18T05:07:56.550Z obniz connected
2022-11-18T05:07:58.314Z name: MESH-100BU1011451
実行!
- Visual Studio Codeのターミナルで実行しました。
node thermohygrometer.js
- ターミナル表示
2022-11-18T05:07:56.214Z program start
2022-11-18T05:07:56.550Z obniz connected
2022-11-18T05:07:58.314Z name: MESH-100BU1011451
2022-11-18T05:07:58.575Z name: MESH-100TH1010406
2022-11-18T05:07:58.576Z found
2022-11-18T05:08:04.621Z connected
2022-11-18T05:08:04.848Z temperature: 27, humidity: 42
2022-11-18T05:08:04.848Z temperature: 27, humidity: 42
まとめ
最後までお読みいただきありがとうございました。
コンテストに向けた作品は、人感センサーを使ったアイデアグッズを作る予定です!