20190429追記
わかりにくい表現を修正しました。
内容の変更はしていません。
追記ここまで
forkしたリポジトリのブランチを、fork元のリポジトリのブランチに追従させる、ということをGitコマンドで実行します。
このコマンドをJenkins等で実行することもできます。
※ここではGit初心者に役立つ「よく使うコマンド集」②で紹介したコマンドを使用しています。
0.今回の環境
fork元のリポジトリ名:fork_master
追従したいブランチ:develop
forkしたリポジトリのリモートリポジトリ名:origin
1.fork元のリポジトリがリモートリポジトリとして存在しなければ、リモートリポジトリとして追加する
1.リモートリポジトリの一覧を表示して確認します。
$ git remote
origin # forkしたリポジトリのみリモートリポジトリとして登録済み
2.fork元のリポジトリを「fork_master」という名前で追加します。
$ git remote add fork_master <url>
3.追加されていることを確認します。
$ git remote
origin
fork_master
2.fetch
1.fork元のリポジトリをfetchします。
$ git fetch fork_master
3.fork元のリポジトリの追従したいブランチのローカルブランチを作成する
1.「fork_master_develop」という名前でローカルブランチを作成します。
$ git checkout -b fork_master_develop fork_master/develop
2.ブランチの一覧を表示して確かめてみます。
$ git branch -a
* fork_master_develop
...
...
...
4.追従するブランチを最新化
1.forkしたリポジトリのブランチ(fork元の変更を取り込みたいブランチ)を最新化しておきます。
$ git checkout develop
$ git pull origin develop
5.マージ
1.forkしたリポジトリのブランチにfork元のリポジトリのブランチをマージします。
$ git branch
* develop
...
...
$ git merge --no-ff fork_master_develop
6.push
1.forkしたリポジトリのブランチをpushします。
$ git push origin develop
以上です。
ちなみに3の手順はなくてもできます。
ローカルにリポジトリを作成せずに、リモートブランチを追従したいブランチに直接マージすればよいです。