Google Apps Script（以下GAS）にて、doGet( )でGETリクエストに対してJSONを返す感じのアプリを作り、Linux系OSのマシンから直接curlしてアレコレしたかった時に遭遇したのでメモ。
doPost( )だともう少しややこしい気がするので、リクエストヘッダ読んだりして頑張りましょう。

#課題
GASで公開したウェブアプリケーションのURLに対し、特にオプション等をつけずに、

$ curl https://~略(GASアプリケーションのURL)

とすると、

<HTML>
<HEAD>
<TITLE>Moved Temporarily</TITLE>
</HEAD>
<BODY BGCOLOR="#FFFFFF" TEXT="#000000">
<H1>Moved Temporarily</H1>
The document has moved <A HREF="https://~略">here</A>.
</BODY>
</HTML>

こんな感じのレスポンスが返ってきて、本来受け取るはずだったレスポンスが受け取れない、みたいなことになります。

GASの仕様上、

The document has moved <A HREF="https://~略">here</A>

この部分に書かれたURLの先へリダイレクトしてからデータの受け取りなどを行うようになっているようで。

curlコマンドのデフォルトではリダイレクトを行わないため、上記のようなレスポンスが返ってくる結果となってしまいます。

解決策

リダイレクトさせる-Lオプションをつけてcurlする。これだけ。

$ curl -L https://~略(GASアプリケーションのURL)

参考とか

GASのdoPost関数をcurlでテストする時リダイレクトが必要なら-Xオプションを使わない

よく使うcurlコマンドのオプションまとめ（14個）