始めに
AWSのクラウドプラクティショナー相当の資格と言われている、
AZ-900: Microsoft Azure Fundamentalsを受験し合格したためその記録を記した記事になります。
※ スコアは880(合格ライン700)です
この記事は、2020/05/28の試験内容アップデート後の内容となります。(2020/06/27 受験)
https://docs.microsoft.com/ja-jp/learn/certifications/exams/az-900
受験時点での筆者のスキルは下記となります。
- AWS: 業務で1年程利用、AWS Certified Solutions Architect (Associate)取得済
- Azure: 業務で半年程利用、下記については必要最低限の理解
- 可用性セットや可用性ゾーンを考慮した設計, VM ScaleSet
- Load Balancer, Application Gateway
- Service Principal, Managed Identityなど
学習に用いた教材
Microsoft Learn
公式のMicrosoft Learnを流し見しました。
この教材中では、サンドボックスのAzureポータル環境を用いて実際に手を動かすことができるので
経験のない方でもこちらから入ると良いかもしれません。
一部項目は流し見で進めていましたが、下記についてはしっかりと読み進めました。
- ハイブリッドクラウド環境で利用できるサービス
- セキュリティ(Azure ATP, Azure AIPなど)
- コンプライアンスやガバナンス(Azure Blueprints, STPなど)
- サポートプラン(無料/有料4プランの違い)
- コスト算出(ライセンスの持ち込み等)
AWSとAzureのサービス比較
筆者はAWSに少しだけ触れていたため、Azureのリソースで紐づけて理解を深めました。
Ex.) CosmosDB ≒ DynamoDB, Amazon SNS ≒ Azure Service Busなど
試験内容
- Describe Cloud Concepts (15-20%)
- Describe Core Azure Services (30-35%)
- Describe Security, Privacy, Compliance, and Trust (25-30%)
- Describe Azure Pricing, Service Level Agreements, and Lifecycles (20-25%)
Azureサービスに限らず、クラウドの概念など一般的な問題も出題されていました。
試験時間は60分で、問題数は40~60問ですので1問/分が目安でしょうか。
ただし筆者が受けた際には、分量のある設問を読んで回答する問題はなかったため、40分ほど残して退出しました。
※ 類似サービスを曖昧にしていた筆者は、2択まで絞り込んで悩むという問題が数問ありました。。
実際は表記上では40問に満たない問題数でしたが、
1つの設問中に複数の回答箇所があるため40~60問となっているようです。
最後に
会場で受験される方は身分証明書を忘れずに持参してください。(筆者は運転免許証+保険証)
試験会場では試験のスコアレポートに記載するために顔写真の撮影が行われます。
また以前はオフラインでバウチャーが貰えるセミナーが開催されていましたが、
昨今ではウェビナー形式で同様のトレーニングが開催されているようです。
Microsoft Azure Virtual Training Day: Fundamentals