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(初心者向け)【UiPath】エラー解決へ向けたポイント・コツ_その②:エラーマーク後編

Last updated at Posted at 2020-04-24

#エラーを解決してみよう
今回の記事では、エラーマークが表示される、よくある例をご紹介します。

エラーマークのエラーメッセージの確認はできるのだが、

  • エラーメッセージの内容がよく分からない
  • エラーの解決になかなか至れない
    という方に向けて参考になれば、幸いです。

 ※エラーマークのエラーメッセージの確認方法や要因場所の特定が分からない方や不安な方は、
 前回の記事をご参照ください。
 →(初心者向け)【UiPath】エラー解決へ向けたポイント・コツ_その①:エラーマーク前編

前回の記事でも述べましたが、
エラーマークの場合は、「実行する前の開発中に表示されるエラー」のため、
基本的に、値の『設定ミス』がほとんどかと思います。

そのため、下記のよくあるエラーメッセージ例をご参考頂ければ、
エラーマークのエラー解決の糸口を見つけることが出来るのではないでしょうか。

使用した環境
参照画像として使用したUiPath Studioのバージョンは、コミュニティライセンスのv2020.2.0-beta108となっています。

##よくあるエラーメッセージ<エラーマーク編>
###1. 「'○○'から'△△'への暗黙の型変換はできません。」や「型'○○'を'△△'へ変換できません。」
    ERROR1

このエラーメッセージは、セットした変数の型の不一致が原因です。
したがって、「○○ △△に変換 UiPath」などでWeb検索し、適した変数の型で値をセットしなおしてみましょう。

【上記画像の場合】
 要因  :
数値(Int32型)の変数に文字列(String型)の変数の値を入れようとしている(型の不一致)

 解決策 :
文字列(String型)を数値(Int32型)に変換する
→右辺値を「 int32.Parse(strTarget)」にする、あるいは、「 Cint(strTarget) 」にしても解決できます。
    ERROR1解決例

 
###2. 「式の終わりが必要です。」
    ERROR2

このエラーメッセージは、値が正しくセットできていないことを示しています。
例えば、String型の値をセットする際に「""」がきちんと値の両端に入っていない場合や、
条件文にセットする式の一部分が間違えている場合等に、よく見るエラーメッセージとなります。
再度、セットした値を確認してみましょう。

【上記画像の場合】
 要因  :
ファイルパスを指定する欄は文字列(String型)として表記する規定なのに、文字列として表記していない

 解決策 :
ファイルパスを直接指定する際は、ファイルパスの両端を「"(ダブルクォーテーション)」で囲み、
文字列として表記する
    ERROR2解決例

###3. 「'(変数名)'は宣言されていません。」
ERROR3

このエラーメッセージは、指定した(変数名)で変数が正しく作成されていないことを示しています。
作成していない場合は、変数をセットしたい欄を選択後、「Ctrl + K」を押下して変数を作成する、
または、変数パネルより作成してください。

作成したが、上記のようなメッセージが出てしまった場合は、
変数名が正しいか、またその変数のスコープ範囲が狭い範囲になっていないかを
変数を作成したアクティビティに戻り、変数パネルを確認してみましょう。
変数パネル

# 最後に
最後までお付き合い頂きまして、ありがとうございます!

「UiPathをやり始めたけど、エラーばっかで嫌になってた」
「UiPathのエラーで止まって、右往左往もいかない、、」
って方のご支援に少しでもなっていれば幸いです。

もっとこういうところも知りたいや、ここって間違ってません等、本記事にご意見ある方は
ぜひコメントで教えてください。

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