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SW工学手法を導入すると、どう導入すればよく成果が目立つのか(#1)

Last updated at Posted at 2017-08-26

十数年の開発期間を経て品質関連コンサルを5年目やっているのですが僕も周りにはいわゆる「スタート・アップ」と言われる企業をやってる方がおおいです。

企業人数が10人当たりの場合、開発がフール・スタック開発者に全部行われて仕様管理、開発の進捗管理、テスト管理までやる精神的な暇はない。こんな組織に「コード分析をしましょう」とか「仕様管理をちゃんと記録して管理しましょう」のコンサルは受けられるわけはないですね。

個人的にいままで経験したのを整理すると下のようです。

規模が大きい組織の場合

  • 開発チームが別にあるしパート別に担当者がいる。
  • テストも単体でやってる。(もちろん組織によってしないのもあります。)
  • 自分のコードの品質向上活動も仕事の一部。
  • 大体にクライアントさんの範囲が広い。
  • 以外にアジャイルで興味が高い。

規模が小さい組織の場合

  • 開発の担当区分が曖昧。
  • 単体テストをやる精神的な暇がない。流れ込む仕事の処理でいつも忙しい。
  • もちろんコード品質管理は興味なし。(すれば良いのは知ってるけれども…)
  • 大体にクライアントさんの範囲が狭い。
  • 以外にアジャイルに興味がない。

組織がアジャイルとかのいろんなSW工学手法を導入すると、どう導入すればよく成果が目立つのかが僕のポイントです。

そのポイントに着くため僕が建てた仮説は下のようです。

(開発組織が)大きい場合:下流工程にフォーカスする。
(開発組織が)小さい場合:上流工程**にフォーカスする。

*:V-Modelの下位部分の活動(設計、開発ー単体てすと、統合テスト、システムテストなど)の意味です。
**:V-Modelの上位部分の活動(仕様分析、機能定義ー受け入テスト)の意味です。

詳しい話は次の投稿でやります。:boy_tone1:

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