はじめに
ついに Day25(最終日) です 🎉
ここまで読んでいただき、本当にありがとうございます。
この 25 日間でやってきたことは一貫しています。
「Web アプリをリクエストとレスポンスで理解する」
今日はその総まとめです。
今日のゴール
・25 日間で何を学んだのか整理する
・リクエスト/レスポンス思考を言語化する
・実務レベルに近づくための次の学習ステップを示す
このアドベントカレンダーの軸
最初から最後まで、軸はこれでした。
リクエスト
↓
サーバの判断
↓
レスポンス
フレームワークや言語は違っても
Webの仕組みであれば、この流れは変わりません。
25日間をざっくり振り返る
Day1〜Day7:基礎編
・HTTP とは何か
・GET / POST の違い
・リクエストの中身
・レスポンスの構造
・ステータスコード
・JSON 形式
👉 「通信の正体」が見えるようになった
Day8〜Day14:サーバ設計編
・MVC の役割分担
・ミドルウェア
・コントローラを薄くする
・Service / FormRequest
・責務分離
👉 「動く」から「読めるコード」へ
Day15〜Day18:認証・セキュリティ編
・JWT の仕組み
・Bearer Token
・CSRF の正体
・Rate Limit
👉 「安全な API」の最低条件を理解
Day19〜Day20:設計 → 実装編
・API 仕様書作成
・エンドポイント設計
・ユーザー登録・ログイン
👉 「いきなり書かない」設計思考
Day21〜Day24:実践アプリ編
・React × Laravel 連携
・一覧表示
・投稿作成
・編集・削除
・権限制御
👉 「本物の SPA API アプリ」を完成
リクエスト/レスポンス思考とは?
この 25 日間で身につけてほしい考え方はこれです。
❓ 何か動かないときの思考順
・どんなリクエストを送っているか
・サーバは何を判断しているか
・どんなレスポンスを返しているか
👉 画面ではなく通信を見る
❓ API 設計時の思考
・この URL は何を表している?
・認証は必要?
・失敗時は何を返す?
・フロントはどう使う?
👉 「使われる API」を意識する
ここまでできたら何が言える?
もしあなたが、
・JWT 認証 API を説明できる
・401 / 403 / 422 を使い分けられる
・CRUD API を設計・実装できる
・SPA と API を繋げられる
なら、
「API 開発の基礎は身についている」
と胸を張って大丈夫です。
次に進むための学習ロードマップ
ここからが本当のスタートです。
レベル1:実務即戦力
・API リファクタリング
・Policy / Gate
・Pagination
・検索・絞り込み
・例外ハンドリング共通化
レベル2:品質向上
・Feature Test / API Test
・Postman / Swagger
・バリデーション設計
・エラーレスポンス統一
レベル3:セキュリティ強化
・Refresh Token
・Token Rotation
・XSS / CSP
・HTTPS / CORS 深掘り
レベル4:本番運用
・環境分離
・ログ設計
・監視
・パフォーマンス改善
・キャッシュ
さいごに
もしこの記事シリーズが、
・昔の自分に刺さった
・リクエスト/レスポンスが腹落ちした
・API 開発が怖くなくなった
なら、とても嬉しいです。
🎄 Happy Coding & Advent Calendar!