What's？
Amazon Linux 2023の仮想マシンイメージが利用可能になっていたので。
調べてみると、VirtualBoxのVagrant Boxを公開している方がいたので、ちょっと使ってみようかと。
オマケで、Amazon Linux 2の方も載せておきます。
Amazon Linux 2023の仮想マシンイメージ
以下のとおり、Amazon Linux 2023のKVMおよびVMwareのイメージが公開されています。
本日より、お客様は Amazon Linux 2023 (AL2023) を Amazon EC2 上で直接実行する以外に、仮想ゲストとして実行できるようにもなります。現在、KVM (qcow2) イメージと VMware (OVA) イメージが提供されています。
ドキュメントはこちらですね。
以下からダウンロードできます。
VagrantでのAmazon Linux 2023
Vagrantでは、VirtualBox用のBoxを公開している方がいます。
今回はこちらを使わせてもらいましょう。これでAmazon Linux 2023をローカルで起動できるようになります。
なお、中身はVMwareの仮想マシンイメージをVirtualBoxで使えるように変換したもののようです。
GitHubリポジトリはこちら。
Amazon Linux 2023に関する内容はこちら。
環境
macOS。
$ sw_vers
ProductName: macOS
ProductVersion: 13.6.3
BuildVersion: 22G436
VirtualBox。
$ VBoxManage --version
7.0.14r161095
Vagrant。
$ vagrant version
Installed Version: 2.4.1
Latest Version: 2.4.1
You're running an up-to-date version of Vagrant!
Amazon Linux 2023のVagrant Boxを使う
vagrant init。
$ vagrant init gbailey/al2023
起動。
$ vagrant up
起動したらログイン。
$ vagrant ssh
, #_
~\_ ####_ Amazon Linux 2023
~~ \_#####\
~~ \###|
~~ \#/ ___ https://aws.amazon.com/linux/amazon-linux-2023
~~ V~' '->
~~~ /
~~._. _/
_/ _/
_/m/'
Amazon Linux 2023が起動しました。
OS情報の確認。
$ cat /etc/os-release
NAME="Amazon Linux"
VERSION="2023"
ID="amzn"
ID_LIKE="fedora"
VERSION_ID="2023"
PLATFORM_ID="platform:al2023"
PRETTY_NAME="Amazon Linux 2023"
ANSI_COLOR="0;33"
CPE_NAME="cpe:2.3:o:amazon:amazon_linux:2023"
HOME_URL="https://aws.amazon.com/linux/"
BUG_REPORT_URL="https://github.com/amazonlinux/amazon-linux-2023"
SUPPORT_END="2028-03-15"
$ uname -srvmpio
Linux 6.1.66-93.164.amzn2023.x86_64 #1 SMP PREEMPT_DYNAMIC Tue Jan 2 23:50:53 UTC 2024 x86_64 x86_64 x86_64 GNU/Linux
Fedoraベースなので、パッケージのインストールなどはdnfで。
Amazon Linux 2のVagrant Boxを使う
オマケ的に。
Amazon Linux 2023のVagrant Boxを公開している方は、Amazon Linux 2のVagrant Boxも公開されています。
こちらを使うことで、Amazon Linux 2をローカルで実行できます。
GitHubリポジトリも同一ですね。
$ vagrant init gbailey/amzn2
$ vagrant up