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【ローコードのSKE】環境構築の手順

Last updated at Posted at 2025-01-05

Efw Skeleton Engineは、エスコ・ジャパン株式会社が自社のフレームワーク「Efw」を利用して開発したローコードパッケージです。
このパッケージは、WEBシステムの骨組みを数種類の部品を組み合わせて簡単に構築できる特徴があります。

略称のSKE💀

骨組みの意味を表したいからSkeleton頭3文字のSKEを略称としてパッケージ名にしたりクラス名の頭文字につけたりなどいろいろ利用した後、この略称は有名なアイドルグループに利用されているとわかって、自分はすでに流行りをしらない準年寄りだと自覚しました。

このことでGoogle検索で見つからないのではないかと心配していますが、プログラムを作り直すのも嫌なので、このままSKEの略称を利用させていただきます。※会社の営業さんはどう思うか知らないけれど。

環境を準備

項目 説明
jdk jdk15以上。
tomcat バージョン7,8,9のいずれ。10はまだ対応していない。
postgreSql 9.3以上。

GitHubからwarファイル

上記SKEのリポジトリのリリースページからwarファイルをダウンロードします。
image.png

warファイルをリネーム

ダウンロードされたske.warをそのまま利用してもよいですが、アプリ名でリネームしたほうがよろしいです。

# myApp.warの場合、以下のURLになる
http://localhost:8080/myApp/

warファイルを配備

warファイルを直接tomcat/webappsフォルダにいれるか、「Tomcat Webアプリケーションマネージャ」ページでアップロードするか、配備方法はどちらでも大丈夫です。
image.png

DBとメールを設定

配置後、webappsにアプリフォルダが自動的に作成されます。

アプリフォルダ/META-INF/context.xmlを開いて、DBとメールを設定します。
image.png

詳細内容について、以下の記事をご参考ください。

ご利用のDBアカウントはテーブル作成権限を持つようにしてください。

ライセンスを登録

以下のURLにて、トライアルライセンスを作ります。

image.png
システム名、コピーライトと送信メールを登録し送信ボタンを押して、以下のメールは受信します。
image.png
ライセンスキーをコピーして、アプリフォルダ/WEB-INF/classes/efw.propertiesに登録します。
image.png

再起動

上記準備できたらtomcatを再起動します。

アプリフォルダ/WEB-INF/efw/storageフォルダが作成されて、その中に多数のフォルダとファイルが配置されています。これらはローコード開発の設定情報なので、これからの開発とともに適時にバックアップしてください。
image.png

項目 説明
attach 添付ファイルフォルダ。
menu メニュー定義フォルダ。
repositories リポジトリ定義フォルダ。
roles ロール定義フォルダ。
templates 出力Excelテンプレートフォルダ。
upload アップロードファイルフォルダ。

リポジトリ定義フォルダには自動的にUSER.jsファイルが作成されます。これはユーザリポジトリの定義ファイルです。該当定義ファイルに設定されたDDLにより接続するデータベースに自動的にユーザマスタが作成されて、adminユーザも登録されています。
image.png

初回ログイン

ユーザの初期パスワードはユーザIDと同じです。admin/adminでログインして、パスワード変更のガイダンスにより新しいパスワードを登録します。
image.png
image.png

新しいパスワードで再ログインします。
image.png

ログイン成功で、メインメニュー画面が表示されます。
image.png

メインメニューの右上の歯車アイコンで開発用の管理者メニュー画面が表示できます。
image.png

以上、環境構築は完了です。

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