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この記事は、求ム!Cloud Nativeアプリケーション開発のTips!【PR】日本マイクロソフト Advent Calendar 2020 の 7 日目です(後から追っかけで書いています)。


本記事では、「Azure Spring Cloud」について、ご紹介したいと思います。

概要 & クイックスタート

Azure Spring Cloud はフル マネージドの Spring Cloud サービスとして、Microsoft と VMware が共同で作成した今年一般提供されたばかりのサービスです。

Azure Spring Cloud は、Spring Boot ベースのマイクロサービスのアプリケーションを動作することに最適化されたフルマネージドサービスです。

どんなものなのだろうか?と興味をもたれた方はこちらのクイックスタート を試してみてください。

クイックスタートは一時間もかからずに終わると思うので、かかる料金としては約 100 円とワンコインでお釣りがきます。

Blue-Green Deployment

Spring Boot アプリを開発してきた人からすると何が嬉しいの?と疑問に思われると思いますが、Azure Spring Cloud の一番の特徴(と私が思っているもの)は、Blue-Green Deployment の仕組みが組み込まれていることです。
※Blue-Green Deployment とは現状の本番環境(Blue)とは別に新しい本番環境(Green)を構築した後に、ロードバランサーの接続先を切り替えるなどして新しい本番環境をリリースする運用方法のことで、これによって、本番環境を停止する時間が実質ゼロになります

手順の詳細はこちら になります。

実際に Spring Boot のアプリを動かしてみたところ、裏では Azure Kubernetes Service 上で動作しているように思えるのですが、Kubernetes の存在を感じさせません。

Azure Kubernetes Service はその名の通り、Kubernetes のマネージドサービスですが、構築や運用にはどうしても Kubernetes の知識が必要になり、インフラの知識がない人からすると、学習コストは低くありません。
そういう意味で、Azure Spring Cloud だと、裏で動作しているであろう Kubernetes 周りのことを気にすることなく、アプリケーションのビルドとデプロイに注力できるので、アプリ開発者には魅力的だと思います。

8 日目は @changeworld の「.NET 5 の移行事例 FAQ編」です。引き続きお楽しみください。

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