CSVは、アプリケーション間で表形式のデータをやり取りする際によく使用されるファイル形式の一つです。しかし、場合によってはCSVが最適な形式とは限りません。例えば、重要な顧客にCSV形式のレポートを送る必要がある場合、ファイルの内容をそのまま正確に表示させる最も確実な方法はPDFに変換することです。本記事では、Spire.XLS for .NETを使用して、C#およびVB.NETでCSVをPDFに変換する方法を解説します。
Spire.XLS for .NET のインストール
まず、Spire.XLS for .NETパッケージに含まれるDLLファイルを、.NETプロジェクトに参照として追加する必要があります。DLLファイルは、公式サイトからダウンロードするか、NuGetを通じてインストールすることが可能です。
PM> Install-Package Spire.XLS
C#およびVB.NETでCSVをPDFに変換する方法
CSVファイルをPDFに変換する手順は、以下の通りです。
- Workbookクラスのインスタンスを作成
- Workbook.LoadFromFile(filePath, separator) メソッドを使用してCSVファイルを読み込む
- Workbook.ConverterSetting.SheetFitToPage プロパティを true に設定
- ワークシートを1ページのPDFとして正しく出力するため
- Workbook.Worksheets[0] プロパティで最初のワークシートを取得
- ワークシート内の列をループし、Worksheet.AutoFitColumn() メソッドで各列の幅を自動調整
- Worksheet.SaveToPdf() メソッドを使用してワークシートをPDFとして保存
サンプルコードは以下の通りです:
using Spire.Xls;
namespace ConvertCsvToPdf
{
class Program
{
static void Main(string[] args)
{
// Workbookのインスタンスを作成
Workbook wb = new Workbook();
// CSVファイルを読み込む
wb.LoadFromFile("Sample.csv", ",");
// ワークシートを1ページのPDFとして出力するため、SheetFitToPageプロパティをtrueに設定
wb.ConverterSetting.SheetFitToPage = true;
// 最初のワークシートを取得
Worksheet sheet = wb.Worksheets[0];
// ワークシート内の列をループ
for (int i = 1; i < sheet.Columns.Length; i++)
{
// 列幅を自動調整
sheet.AutoFitColumn(i);
}
// ワークシートをPDFとして保存
sheet.SaveToPdf("toPDF.pdf");
}
}
}
一時ライセンスの申請
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