はじめに
みなさん、こんにちは。AWS CloudShell を使っているとファイルにペーストした際、勝手にインデントが入って「あー!」っとなったことの一度くらいはあるのではないでしょうか。今回はそんなときの解決方法を紹介していきたいと思います。
インデントの自動挿入なしでペーストする方法
いくつか方法はありますが、解の1つは「ペーストモードを使う」です。編集モードへ入る前に :set paste
もしくは :set paste!
を実行しましょう。ペーストモードにすると出力例のようにインデントが追加されずに期待通りの動きになりますね。
起動時に自動で設定する方法
とはいえ、エディタを起動するたびに毎回ペーストモードの設定をするのは面倒です。そんなときは vim
の設定ファイルを作成しましょう。これでエディタが起動した際に自動で適用されるようになります。めでたしめでたし。
set paste
終わりに
いまさらの情報でしたがいかがだったでしょうか。もちろんコードを編集するときは自動でインデントを追加してくれるのはうれしいのですが、個人的には AWS CloudShell 上ではクリップボードからコピーしてくることも結構多いのでデフォルトペーストモードにしておき、必要に応じて :set nopaste
もしくは :set paste!
しております。よろしければ参考にしていただければと思います。
以上、AWS CloudShell 上の vi エディタでインデントの自動挿入なしでペーストする方法でした。
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