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株式会社日立製作所 クラウドビジネス推進センタAdvent Calendar 2021

Day 23

AWS CloudShell 上の vi エディタでインデントの自動挿入なしでペーストする方法

Last updated at Posted at 2021-12-22

はじめに

みなさん、こんにちは。AWS CloudShell を使っているとファイルにペーストした際、勝手にインデントが入って「あー!」っとなったことの一度くらいはあるのではないでしょうか。今回はそんなときの解決方法を紹介していきたいと思います。

01-auto-indent.gif

インデントの自動挿入なしでペーストする方法

いくつか方法はありますが、解の1つは「ペーストモードを使う」です。編集モードへ入る前に :set paste もしくは :set paste! を実行しましょう。ペーストモードにすると出力例のようにインデントが追加されずに期待通りの動きになりますね。

02-paste-mode.gif

起動時に自動で設定する方法

とはいえ、エディタを起動するたびに毎回ペーストモードの設定をするのは面倒です。そんなときは vim の設定ファイルを作成しましょう。これでエディタが起動した際に自動で適用されるようになります。めでたしめでたし。

~/.vimrc
set paste

終わりに

いまさらの情報でしたがいかがだったでしょうか。もちろんコードを編集するときは自動でインデントを追加してくれるのはうれしいのですが、個人的には AWS CloudShell 上ではクリップボードからコピーしてくることも結構多いのでデフォルトペーストモードにしておき、必要に応じて :set nopaste もしくは :set paste! しております。よろしければ参考にしていただければと思います。

以上、AWS CloudShell 上の vi エディタでインデントの自動挿入なしでペーストする方法でした。


  • AWS は、米国その他の諸国における Amazon.com, Inc. またはその関連会社の商標です。
  • その他、本資料に記述してある会社名、製品名は、各社の登録商品または商標です。
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