記事の目的
ブログやqiitaで記載されているGCPの認定試験の内容の大半がプログラミングの熟練者だったりAWSなどのクラウド開発経験者ばかりで初心者レベルの記事がありません。そこでプログラミングを少しかじった程度の私がGCP Professional Cloud Architectの認定をされるまでに必要だった情報をここに記録し情報の共有をしたいと思います。
おすすめ読者
- プログラミングやITをかじった程度の経験者
記事者のスペック
- railsチュートリアルをなんとか独学で完走できる
- GCPの模擬問題に記載されているIT専門用語が全くわからない(サブネットなど)
- ドキュメントを読んで理解するまで時間がかかるタイプ
#勉強時間
100時間超えました。事前知識がなければ多くの時間が必要でしょう。
勉強前の知識
Professional Cloud Architect試験ガイドを必ず全て読みましょう。
勉強ポイント
GCPドキュメントが全ての要であり非常に重要な内容が記載されています。しかしドキュメントを全て正しく読み解き実際に活用することは数週間の勉強では圧倒的に足りません。そこで最低限知っておくとべき情報を身に付け、余裕があれば補強していく勉強の仕方が良いと思います。
勉強方法
以下の勉強方法を取りながら全くわからない単語から曖昧な単語までを全て調べながら勉強していくとよいでしょう。
プロダクトを知る
GCP公式サイトから主なプロダクトを確認します。
ここではプロダクトを三行で大雑把な内容が示されています。まずはここからどのようなプロダクトがあるのか理解しましょう。
よく使われるプロダクトや設計パターンを知る
Architecting with Google Compute Engine 日本語版専門講座の受講やGoogle Cloud Platform エンタープライズ設計ガイドを読み大まかな内容やよく使われるプロダクトのパターンを覚えていきましょう。認定試験では詳細なプログラミング問題や詳細な操作問題を追求するものはなかったので「Architecting with Google Compute Engine 日本語版専門講座」のQwiklabsハンズオンクラウドトレーニングはやらなくても資格を取れると思います。ただし使用する拡張子の問題やサーバーのデフォルト設定ルートなどは出てきました。
↑の内容を復習する
Preparing for the Google Cloud Professional Cloud Architect Exam 日本語版で今まで学んできたことを再確認しましょう。コースの本題ではどのように勉強すると試験に受かりやすくなるかを説明していますが、内容は短い時間で主なプロダクトの復習ができるコースになっていると思います。特に表や図がわかりますくまとめられているので試験前に確認するのも良いと思います。
##模擬試験を受ける
GCP模擬問題集や公式模擬試験を受けてみましょう。選択問題しかありません。答えがあっているかどうかよりも選択一つ一つを理解して正しい理由や正しくない理由を言えるようにしましょう。答えられないところが勉強不足な部分です。
時間が許す限り公式ドキュメントを読む
おすすめなドキュメントはユースケースが書いてあるものや図があるものです。それらは一つのプロダクトだけを使っているわけではなく他のプロダクトやGCP以外のサービス、オンプレミスなどといったリアルな使用例を記載しているのでGCPの立ち回りが理解しやすいです。
##試験前に知っておくと幸せになれるかも
上記で記載したGCP模擬問題集の内容がそのまま出題されたこともあったのでかなり使えました。
試験では見直したい内容にマークすることできるのでわからない問題を飛ばしてしまっても戻るのが簡単です。
試験の文字フォントはMS明朝体ですごく見づらかったです。
試験はオンライン、オフラインでも受講が可能です。
私の試験時間の配分は60分解き、60分見直しでちょうどでした。9割ぐらい回答を説明できる内容で残りの1割は全くわからなかったので自分が勉強していなかった範囲だと思います。
受講開始時間は決まっていますが、私の場合当日早めにいって受講開始時間を前倒して受けることも可能でした。
テストセンターの状態が良かったのか耳栓、ヘッドホン型耳栓、マウスカーソル速度変更マウスがありました。
試験前にカーソルの速度を変えておいた方が誤爆がなくてすみます(初期設定がハイセンシのマウスだったので誤爆して開始早々終了ボタンを押すところでした