1
1

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?

More than 5 years have passed since last update.

EthernetⅡフレームについて

Posted at

##1.EthernetⅡフレームの中身
フレームフォーマット
image.png
##2.プリアンブル
プリアンブルとは、Ethernetフレームを送る合図を意味する8byteの特別なビットパターン。
先頭から「10101010」が7つ送られ、最後に「10101011」が1つ送られる。
受信側の端末はEthernetフレームの最初に付与されている。
プリアンブルは受信側から見て、Wiresharkなどでキャプチャするより前に取り外されてしまうので、キャプチャできない。
##3.宛先/送信元MACアドレス
MACアドレスは、Ethernetネットワークに接続されている端末を表す6byteの識別ID。
送信側の端末は、フレームを送り届けたい端末のMACアドレスを「宛先MACアドレス」に、
自分のMACアドレスを「送信元MACアドレス」にセットして、フレームを送出する。
##4.タイプ
ネットワーク層でどんなプロトコルを使用しているか2byteで表す。
image.png
##5.Ethernetペイロード
Ethernetペイロードは、上位層のデータそのもの。
例で言うと、Ethernetペイロード=IPパケット、ARPならEthernetペイロード=ARPフレーム。
46byteに足らないようであれば、「パディング」というダミーのデータを付加して、46byteにする。
パディングは送信側から見て、Wiresharkでキャプチャするより後に付加されるので、受信パケットには付加されていても、送信パケットには付加されていない。
##6.FCS
FCSは、Ethernetペイロードが壊れていないかどうかを確認するためにある4バイトのフィールド。
送信側の端末が送信する時に、「宛先MACアドレス」「送信元MACアドレス」「タイプ」「Ethernetペイロード
」に対して一定の計算を行い、その結果をFCSとして付加し、受信側の端末がフレームを受け取ると、同じ計算を行い、その値が同じなら正しいEthernetフレームを判断する。

1
1
0

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
1
1

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?