立て続けにプロトタイピングツールとDBデザインツールを探すことになったので、調べたことまとめておく。まずはプロトタイピングツール編。結論から言うと、Prototyprという比較サイトが最高でした。以上。
ちょっとだけ詳細。
ステップ
- 要件決める
- ロングリスト作る
- ショートリスト作る(短時間で)
- 実際に触って決める(えいやで)
1. 要件決める
要件決めてないとまだ見ぬ最高のツール探し続けることになる。もしその系統のツールの経験が浅いなら少なくとも外せないもの1つ書く。ツール使った経験が多くて要件が多くても、その中で何が1番かを明確にする。
要件の例
大まかな背景は、これまでPCサイトで動きはあるけど、単純なデザインをAdobe CCのXd+イラレでやっていた。MobileかつIntarctiveなデザインが必要になって、Xdで細かい動き表現するの辛い、ってなった。なので要件は以下。
- Mobile で Intaractiveなデザインやりたい
- (できれば無料、安価)
- (できれば学習コスト低め)
2. ロングリスト作る
これがめんどい、と思いきや今回は最高のサイトを見つけたので、一瞬で終わった。
ロングリストの例
3. ショートリスト作る(短時間で)
触る前に、オフィシャルのサイトでデモムービー見て、機能確認。参考にwebで評判などをざっと拾う。ただ評判とかレビューは個人的な評価(好み)か、何らかの評価軸かのどっちかで、今、評価するのは自分なので、参考にとどめる。2の時点で同時に絞り込めていれば、スキップしても可。
ちなみに、調べてるうちに要件追加、ってのが出ることも割とあるので、必要に応じて追記。「あ、この評価軸考えてなかったけど入れた方がいいな」みたいな。
ショートリストの例
今回はorigami, protopie, fuseをピックアップ
参考URL:
4. 実際に触って決める(えいやで)
3まではできるだけ早く。そして最後に触るが、これも早く。ツール選んでる時間って結局何も進んでないからね。ある程度使ってみてダメだったら変えればいい。
触ってみた例
結局最初に触ったorigamiで決めた(やりたいことができると判断)ので、protopieとfuseは触ってすらいない。これは私の場合だけど、どうせプロトタイピングそのものは何回もやるし、多分新たな要件も出てくるから、その時ショートリストしてまたprotopieがいる、となったら使えばいいや、という判断。
あとorigami触っていて、ついでにSketchも導入。この辺はXd+イラレでめんどかったこと(パーツ化して管理)ができる上に、それがorigamiにつなげるので決めた。
TIPS
- 「できれば学習コスト低め」って?
この要件は複合的な判断になるけど、代表的なのは「機能が少ない(もしくは該当機能だけの学習で使える)」「ユーザが多い(もしくは増えそう)」「ドキュメンテーションしっかりしてる」あたりを見てる。なので、機能がリッチで学ぶこと多そうなものでも意外と目的達成までの学習コストは小さいことがある。あとは学習「すべき」コストはケチるものじゃない。(モバイルのインタラクションにどういった表現があるか、など)
- ツール選定は軽い気持ちで
ステップ4でも書いたけど、「ツール選定」の時間は短い方がいい。技術選定と違って割とやり直しがきくし、使う前にあれこれ考えるより、いいから使え、って話。チームとか会社全体で使うツールは予算とか移行とかややこしいから個人、もしくはチーム内で少人数の話ね。
- 意思決定って面白い。
ツール選定は意思決定プロセスだ。今回書いたステップはツール以外でも使える。忘年会のお店決める時とか旅行先で何するか決める時とか。無意識に、もしくは適当にやってた人はちょいと意識するとおもろいと思う。