HTMLの<bdi>
タグは、書字方向(文字が表示される方向)を周囲から切り離したいときに使います。の中に右から左へと進む言語が入っていたとしても、周囲のテキストの方向には影響を与えません。
使いどころ:どんな言語が入るか分からないテキストに
<bdi>
は、アラビア語やヘブライ語のように、右から左へと表示される言語がふくまれる可能性がある部分に使います。たとえば、投稿サービスの「名前」欄には、もしかするとアラビア語が入力されるかもしれません。
アラビア語のような書字方向が逆の言語が含まれると、その周囲の書字方向まで変わってしまいます。
bdi内のテキストは、周囲に影響を与えない&受けない
<bdi>
内のテキストの書字方向は、周りのテキストに影響を与えないだけでなく、周りからの影響も受けません。
ブラウザは内のテキストから自動的に表示する書字方向を決めます。<bdi>アラビア語</bdi>
なら、自動でアラビア語の書字方向(右から左)に表示してくれます。