はじめに
2024 年 9 月下旬に提供開始された iPad 版 Windows App Mobile を使って Azure Virtual Desktop (AVD) に接続してみました。
どれくらい利用できるのか、色々試した結果をレビューしたいと思います。
以下のような章立てになっています。
- 前提事項(テスト環境)
- Windows App のインストール
- 検証結果
3-1. ディスプレイ
3-2. キーボード
3-3. マウス
3-4. Apple Pencil
3-5. サウンド
3-6. マイク、カメラ、位置情報、Teams Optimization
3-7. コピー&ペースト
3-8. RDP ShortPath - 総評
結論としては、少々の課題はあるものの、仕事に耐えうるレベルだと思います。
期待以上の結果でした。詳細は 本記事を参照ください!
この記事は 2024/10/6 時点のバージョン で作成したものです。
Windows App についての 関連ニュース
GigaziNE:MicrosoftがMac・iOS・iPad・Windows PC向けにリモートPCアプリ「Windows App」をリリース
(2024/9/20)
https://gigazine.net/news/20240920-microsoft-windows-app/
Microsoft Blog:Windows Appが主要プラットフォームで利用可能に
(2024/9/30)
https://blogs.windows.com/japan/2024/09/30/windows-app-now-available-on-all-major-platforms
1. テスト環境
1-1. iPad mini(第6世代)
iPadOSバージョン:17.1.2
モデル番号:MK893J/A
Apple:iPad mini(第6世代)
1-2. 接続先の AVD 環境
以下の情報ベースで、環境構築しています。ご参考まで。
(接続先の AVD 環境)
エディションが、Windows 11 Enterprise multi-session になっています。
注意
本記事は、AVD に接続して検証した結果をレビューしています。
PC に RDP を行った場合とは、動作が異なるようですので、ご注意ください。
AVD だと、この記事の設定で ちゃんと日本語変換が動作したのですが、PC への RDP だと勝手が違いました。
2. Windows App の インストール
テストに使用したバージョン:11.0.3 (5509)
Apple Store:Windows App
https://apps.apple.com/jp/app/windows-app-mobile/id714464092
公開情報
- App Store で Windows App を検索して、インストールを実行します。
私は 旧バージョンの リモートデスクトップアプリが導入されていたので アップグレード になっています。(旧環境の設定は引き継がれました)
- アプリを起動した状態です。
旧アプリから引き継がれたアクセス先も ぼんやり見えています。
- 新規登録の手順をお伝えしたいので、旧設定は消しました。
赤枠の + ボタンを押すことで、接続先の追加が行えます。
- 以下の選択肢から選びます。旧アプリでは ワークスペース と PC しか対応していませんでしたが、ココに 職場アカウント または 学校アカウント が追加されました。
AVD への接続は、職場アカウント または 学校アカウント を選びましょう。
単体の PC や VM に RDP する時は、PC を選んでください(PC の手順は、本記事では割愛します)
- 職場アカウントで サインインします。
- サインインに成功すると、ユーザーに割り当てられた ワークスペース が表示されます。
ワークスペース をクリックする事で、接続 を開始する事ができます。
- ワークスペースをタップすると、以下のように接続が開始されます。
- SSO が構成されていれば、そのまま 繋がります。
AVD が オンプレミスのドメコン認証の構成の場合は、パスワードを求められるかもしれません。これ、都度 認証を行うのは手間ですよね?
その場合は、SSO が構成されていないので、以下の記事で紹介している構成を行えば、このタイミングでの認証を抑止する事ができます。
AVD セッションホスト (AD DS) を SSO でサインインさせたい
https://qiita.com/carol0226/items/f244c0c6e871c546741c
所感
旧アプリ(iPad 版 リモートデスクトップ)の時は、AVD に接続する際に、フィード (AVD の URL)を手入力する必要がありました。そのため、AVD に接続できることを知らない人も居たのかもしれません。
Windows App は、Microsoft Entra アカウントでサインインするだけで、割り当てられた ワークスペースが表示されるようになっているので、扱いやすくなっています。
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3. 検証結果
3-1. ディスプレイ
公開情報:ディスプレイの設定について
3-1-1. 内蔵ディスプレイ
Windows App の設定で、以下の解像度に変更できます。
3-1-1-1. 横置き
3-1-1-2. 縦置き
イメージしやすいように、ソフトウェアキーボード と一緒に表示させてみました。
キーボードをオフにすると その分 Windows の表示領域が広くなります。
- 736 x 1077
この解像度では、Qiita の 編集と プレビューの同時表示ができなくなります。
- 960 x 1405
この解像度以上ならば、Qiita の 編集と プレビューの同時表示が可能です。
- 1184 x 1733
- 1408 x 2060
- 1488 x 2178 (Retina)
- 1632 x 2388
- 1856 x 2716
"(Retina)" だけ、なぜか 大きく表示されます(1120 x 691 より ちょっと広い程度の大きさ)
それ以外の設定は、解像度に比例して大きさが変わります。
所感
なぜ (Retina) だけ表示が異なるのか判りませんが、この大きさが 情報量が少ないですが、ハッキリ と見えるので、私は この設定で使っています。
iPad mini なので、それよりも 解像度を上げると 小さすぎて見えにくくなります。
3-1-2. 外部ディスプレイ
メーカー:日本HP
製品名:V270
サイズ:27 インチ
解像度:Full HD (1920 x 1080)
接続方式:HDMI
日本HP:V270
評価:見え方は問題無い。操作性にバグ有り(Full HD 1920 x 1080 で動作)
接続した ディスプレイが持っている 最高解像度の1択になっている様子です。
別の解像度に変更はできませんでした。
以下のように、外付けと内蔵で 別々の情報が表示されます。
(外部モニタの表示)
(内蔵モニタの表示)
上部の黒いエリアがタッチパッドになっていて、マウス操作が可能です。
マルチモニターには、非対応です。
所感
外部ディスプレイを使えば、PC 利用時と遜色のない見た目になります。
後述する 外付キーボード と併用する事で、iPad が AVD 接続用シンクライアント になります。
現状は、後述する問題点が散見されましたが、事象が改善されていけば、ガンガン仕事ができる環境になりそうで期待が持てそうです。
気づいた点
iOS の Split View の機能が利用できました。外部ディスプレイには RDP の画面が表示され、iPad の画面は左半分が Windows App、右半分が iOS アプリの表示になります。
とても面白い機能だと思うのですが、その場合、マウス操作がおかしくなります。改善の余地がありそうです。
問題点
外付けモニタ利用時は、バグがあるかもしれません。
ウィンドウのドラッグができません。これが致命的。
内蔵ディスプレイの時と比べて、反応の持たつきも感じられましたが、ハードの性能不足というより、開発が進めば解消されそうな雰囲気ではあります。
外付けキーボードを使った場合ですが、日本語変換の候補が内蔵ディスプレイの方に表示されていて、外部ディスプレイに出ていません。
3-2. キーボード
3-2-1. ソフトウェア キーボード
私は、外付けキーボードを使う想定であり、ソフトウェアキーボードにはあまり期待していないので、深い検証をする予定はありません。簡単な確認程度になっていますが、ご容赦ください。
横置き & ミニキーボード
フリック入力ができて、使えそうな感じです。
横置き & フルキーボード
ほぼ、使えないんじゃないかという感じです。
縦置き & ミニキーボード
これも、中々良い感じ。一番 バランスが取れていそうです。
縦置き & フルキーボード
これならば、ようやく フルキーボード を使う気にはなります。
筐体を両手で持って、両手の親指だけでポチポチ入力するのだとツライ。
テーブルに置いて、両手を使って ブラインドぎみに タッチ入力まで出来る人ならば、使えそうです。
所感
好みのスタイルで利用シーンに合っていれば、まあ 使えるのかな・・と言う印象ですが、私の好みには合っていないので、いずれのパターンも常用しようとは思えませんでした。特定の利用シーン、または 緊急時(外付キーボード故障)で使う感じかなと思います。
私の場合は、日本語入力時は ミニのフリック入力でも良いのですが、英文字(コマンドなど)を入力する時だと、フルキーボード を使いたいのですよね。これを1発で切り替える方法が無いので、切り替えに手間取る事が多い・・というのも、ソフトウェアキーボード を敬遠する理由かもしれません。
個人的には 外付キーボード や マウス を使った時こそ、Windows App の真価が発揮されるんじゃないかと思います。
おまけ:ツールバーの操作
ツールバーは、邪魔にならない場所に ドラッグ して移動できます。
3つのアイコンは、上から順に、以下の機能が並んでいます。
- 画面の拡縮
- Windows アイコン
- ソフトウェアキーボード
1. 画面の拡縮
このボタンを押すごとに、拡大 と 元に戻す が行えます。
文字が見づらい場合などに利用できます。
2. Windows アイコン
このボタンを押すと、以下の画面が開くので、赤枠内 の2つのアイコンを選択することで、タッチ操作 と 疑似マウス操作 を切り替えます。右端の 完了 を押すと元の画面に戻ります。
このほか、セッション右上の ✖ を押すと切断、 左上の "家" のマークを押すと、Windows App のホーム画面に戻ります。
3. ソフトウェアキーボード
このボタンを押すことで、ソフトウェアキーボード の 表示 や 非表示 を行うことができます。
3-2-2. 外付け キーボード
メーカー:Omikamo
製品:キーボード ワイヤレス 折り畳み式(タッチパッド付)
接続方式:Bluetooth / USB-C どちらでも iPad で利用可
Amazon:Omikamo キーボード
https://www.amazon.co.jp/dp/B0CHDPVQ6S
普段は Surface に繋いで業務に使っているキーボードです。それを iPad に繋いでみました。
コンパクトに折りたためるので、iPad mini と一緒に持ち歩くのには良いです。
3台のデバイスに Bluetooth で接続できるのに加えて、USB-C ケーブルで有線接続が可能なのがユニークです。
Bluetooth 非搭載機でも、これで操作できます。
私が購入したモデルは、テンキーの代わりに トラックパッド が付いているのですが、これも気に入っています。
使いやすくカスタマイズするために、一番時間をかけてチューニングしました。
キーボードの製品によって、適切な設定が違うと思いますが、参考にしてみてください。
3-2-2-1. iOS のキーボード設定
3-2-2-1-1. 設定 -> 一般 -> キーボード -> ハードウェアキーボード
日本語-かな入力
ここを、かな入力 にすると、カナ入力 ができます("a" を押したら "チ")
ローマ字入力のままで良い場合は、既定値(自動-ABC)のままで OK です。
ピリオドの簡易入力 = OFF
ON だと、な,に,ぬ,ね,の を入力しようとすると n が入ってしまいます。
OFF なら、この事象が発生しません。
例: "な" を入力するために "na" と入力すると、 "nな" になってしまう。
ライブ変換 = OFF
ON だと、日本語変換がうまくできません。
OFF にすることで、この事象が発生しません。
Caps Lock を使用して言語切り替え = ON
通常時は、CTRL + Space で 英字 <-> 日本語 を切替できます。
ON だと、さらに CapsLock を押すだけで 英字 <-> 日本語 を切替できるようになります。
修飾キー
以下のキーの設定を、他のキーと入替が可能です。
私は変更していませんが、好みでカスタマイズすると良いと思います。
- Caps Lock
- Control
- Option
- Command
- 地球儀
3-2-2-1-2. 設定 -> アクセシビリティ -> キーボード -> キーボード
フルキーボードアクセス = OFF
ON だと カーソルキーの操作ができません
OFF なら問題無し
キーのリピート = ON
ON だと、キーを押したままの状態でリピート入力されます(カーソルキーの押しっぱなし移動が可)
OFF だと、キーを押しっぱなしにしても1文字ずつしか入りません。(カーソルキーの押しっぱなしができない)
※リピートは、好みの問題で切り替えて使うと良いと思います。
3-2-2-2. 外付キーボードのモード設定
Omikamo キーボードは、キーのモードを iOS / Windows / Mac / Android に切替可能です。
iOS と Windows でテストした結果、 AVD との接続時は、Windows モードを使うと良いようです。
キー入力の検証も、Windows モードで行っています。
Fn + [W] を押すと、Windows モードになります。
3-2-2-3. キー入力の検証結果
全部のキーを押してみて、結果を確認しました。
3-2-2-3-1. 通常キー
1段目:1234567890-^¥
2段目:qwertyuiop@[
3段目:asdfghjkl;:]
4段目:zxcvbnm,./_
※すべて、刻印通りに入力可
3-2-2-3-2. SHIFT + 通常キー
1段目:!"#$%&'()0=~|
2段目:QWERTYUIOP`{
3段目:ASDFGHJKL+*}
4段目:ZXCVBNM<>?_
※すべて、刻印通りに入力可
3-2-2-3-3. 特殊キー
ESC = OK
TAB = OK
CapsLock = OK "日本語 ON/OFF" として動作
SHIFT = OK
CTRL = OK
Windows = OK
Alt = OK
Space = OK
BackSpace = OK
Home = OK
PgUp = OK
Pgdn = OK
End = OK
Delete = NG(バグ?)
問題点
Delete キーは、1回押すと 2文字消えてしまいます。
iOS のキーリピートを無効にしても事象が変わらないのでアプリ側の問題かもしれません。
NG だったもの
ファンクションキー(F1〜F12)= NG
半角/全角 [漢字] = NG (CapsLock で代替可)
カタカナ/ひらがな/ローマ字 = NG
無変換 = NG
変換 = NG
3-2-2-3-4. 組み合わせキー
Ctrl+Alt+Del = OK 画面ロック
Ctrl+Z = OK 入力の取り消し
Windows + L = OK 画面ロックされて、RDPが切断される
Windows + カーソルキー = OK ウィンドウの配置変更
※代表的なものしか試してませんが、おそらく 大体の組み合わせは使えそうな感じです。
3-2-2-4. トラックパッド
Omikamo キーボード限定ですが、付属している トラックパッドの利用状況です。
マウス操作 = OK
左クリック = OK
パッド上でのタップ = OK
ドラッグ = OK (左クリックしながらパッドを移動)
ダブルクリック = OK
右クリック = OK (ちょっと反応が遅い気がします)
指2本での 上下操作 = OK (画面スクロール 問題無く動作)
指2本で広げる操作 = OK (ブラウザ画面などの拡大)
※いろんな組み合わせ操作があるのですが、おおむね問題無さそうです。
3-2-3. 文章の入力と日本語変換
かな漢字変換は、AVD 上の IME ではなく、iOS 側の辞書が使われているようです。
変換候補は iOS 側に表示されており、候補を選択すると AVD 上に入力されていきます。
初めは、これがどうなのか・・・と思ったのですが、そんなに違和感なく操作する事ができました。
辞書が Windows 側のものではないので、辞書を重視するような利用シーンの場合は、厳しいと感じる人も居るかもしれません。
実際に、この Qiita の記事は、iPad mini + キーボード + AVD の環境で編集しています。
それで問題無く執筆することができましたので、十分に仕事に利用できると判断しました。
所感
"NG な 特殊キー" があるので、注意が必要ですが、キー入力や日本語変換の操作性は、実用上問題ありません。Windows との違い(漢字キーが CapsLock)に慣れる必要がありますが、それさえこなせれば、この環境で仕事をすることは十分に可能と思います。
Windows キーのショートカットが利用できるのは、想定外でした。
入力デバイスについては、以下の公開情報も参照してみてください。
公開情報
3-3. マウス
メーカー:Logicool
製品:M720
特長:Bluetooh / USB ドングル どちらでも iPad で利用可
Logicool:M720
軌跡の速さ
お好みに調整しましょう。
ナチュラルなスクロール
この設定が 有効 の場合は、ホイール を下に廻すと 画面が下にスクロールします。
この設定が 無効 の場合は、ホイール を上に廻すと 画面が下にスクロールします。
マウスのホイール を使う場合は、無効 にすると、PC の操作と一緒になりました。
トラックパッドを使い、指2本でスクロールする際に 有効 にしていた方が違和感ありません。
所感
マウスポインターが iPad 側の 〇 と、Window 側の 矢印 が重なって動く感じです。
iPad 側の 〇 は、半透明で 目立たなくなっています。
慣れれば、それほど 違和感はありません。
3-4. Apple Pencil(第2世代)
モデル番号:A2051
ファームウェアバージョン:0154.0093.0444.0060
ハードウェアバージョン:1100
Apple:Apple Pencil
タップ = OK
ダブルタップ = OK
長押し(右クリック) = OK
ドラッグ = OK
ペイントでお絵描き = OK
所感
手書きのお絵描きは、ダメかなと思っていたら、問題無くできました。
3-5. サウンド
AVD 上で動画を再生したら iPad のスピーカーからサウンドが聞こえました。
所感
特に、違和感のない音声です。
3-6. カメラ、マイク、位置情報
公開情報
しかし、利用できませんでした。
デバイスマネージャーを見ても、デバイスが存在しないままになっていますし、カメラアプリを起動しても、認識していません。上記の公開情報で説明されているように リモート PC を長押ししても、"編集" という項目がありません。
デバイスマネージャーの状態(カメラ や マイク のデバイスは見当たりません)
RDP メディアリダイレクション について
さらに調べてみたところ、以下の記事にあるように AVD 側でも RDP のメディアリダイレクションを有効化する必要があるようです。これは、別途 検証して 記事化したいと思います。
Teams Optimization について
iOS 側 の Windows App の設定に Teams Optimization という設定があるので、これを有効にしたら使えるのかな・・・・と思ったのですが、これだけではダメでした。
Teams Optimization を使うには AVD 側に構成が必要・・・
Teams Optimization というキーワードで検索したら、以下の記事が引っ掛かりました。
これをよく読むと AVD 側でも仕込みが必要そうです。これを実装すれば 使えるようになるかもしれません。
本記事で取り上げようとすると、ボリューミーになってしまうし、公開が遅れてしまうので、別途 検証して 記事にしたいと思います。
3-7. コピー&ペースト
iPad 上のアプリで、コピー したものを AVD 上で ペーストが可能です。
これは、画像 についても OK でした。
そのため、この記事で多用した iPad の画面キャプチャは、この機能を活用しました。
フォトアプリの写真を開いたら、右上の赤枠を押してメニューを開きます。コピーを選択したあと、 Windows App に切替えて、Qiita の編集ページに直接貼り付けることが出来ます。この方法で 記事の編集が 大変捗りました。
3-8. RDP ShortPath に対応しているのか?
これも興味があるところです。
AVD の通常時の接続は、コントロールプレーン経由で VM に接続する仕組みです。
RDP ShortPath を使うと、コントロールプレーン を経由せずに、クライアントが ダイレクトに VM に接続します。このとき、UDP プロトコルが使われます。
技術的な仕組み上、当然 Windows App が RDP ShortPath に対応していなければ使えないハズです。
これについては、後日あらためて検証して、結果を公開したいと考えています。
※環境はあるので、試せるのですが、目に見えないので パケットキャプチャとかが必要なんですよね・・・
4. 総評
十分に 仕事に利用できるレベルになっていると思います。
検証する前の期待値以上の状況でした(まだまだ改善の余地はあると思いますが、旧アプリが酷かったせいで期待値が低かっただけに、期待を上回りました)
iPad と キーボード を持ち歩いて AVD にアクセスして 仕事をする・・・というシーンが実現できそうです。
旧アプリ(リモートデスクトップ)の場合は、キー入力や日本語変換が酷いイメージがあって、ろくに検証もしていなかったのです。今となっては、旧アプリが手に入らないので、Windows App との 詳細な比較の検証をすることができません・・・
私は、iPad mini しか所有していないのですが、おそらく iPad ならば もっと大きな画面サイズで見る事ができるので、PC と遜色ない作業領域で仕事ができそうです。
※外部ディスプレイ の不具合を 早く改善して欲しいところです。